ニューヨークは各国の文化が集まる街。
その分、世界中からの食文化を味わえます。
特に、辛い物好きの私が大好きなのが、中国の激辛鍋料理!
今回はこの中国の激辛鍋、通称「火鍋」についてお話します。
この鍋は、特に辛いものが大好きな人にとっては本当に止められない味です。
火鍋の起源は、意外なことに中国では無く、モンゴルの羊肉料理だそうです。
その後地域によって、様々な料理法が生まれたため
スープの風味にも色々な種類があります。
基本的に、火鍋は中が2つに別れている鍋を使う事がほとんどです。
真っ赤な辛いスープと鶏がらのような白いスープの
2種類のスープを分けて楽しむためです。
具材はいろいろバラエティに富んでおり、
基本のラムからビーフ、ポーク、野菜、ワンタン、
シーフード、豆腐、麺類など、なんでも好きなものを注文できます。
中国で有名な火鍋専門のチェーン店に、モンゴル発の
小肥羊(Xiao Fei Yang シャオ・フェイ・ヤン)というお店があり、
ここニューヨークにもチェーンがあります。
スープはお店オリジナルのもので、中にはにんにく、なつめ、
生姜、龍眼、山椒などが入っており独特の漢方の香りがします。
このスタイルの火鍋も美味ですが、私が一番好きなスタイルは、
もっと辛さを追求した「重慶火鍋(麻辣火鍋)」。
↑ 重慶火鍋!見るからに辛そう~★
山椒と唐辛子の入った真赤な激辛スープに食材をいれて、
タレで頂くスタイルです。このタレの種類にも、ごま油、しょうゆ、
にんにくなど何種類もあります。
私は、NYに最初来た頃はチャイナタウンが苦手でした。
というのも、ごちゃごちゃしていて、漢字ばかりで非常に歩きづらかったのです。
しかし、この鍋を知ってから、チャイナタウンに向かう数も急上昇。
通いすぎてお店の店員さんとも顔見知りになってしまいました。
寒い冬はもちろんですが、暑い夏にもあえて頂きたいお味です。
皆さんも機会があれば、是非どうぞ!
ニューヨーク支店 TI
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