1/26/2018

ハワイ クアロア牧場

ハワイはショッピングやアクティビティがたくさんあり、何度訪れても新しい発見があり、いつまでたっても飽きない、大好きな観光地の1つです。
何度かハワイに行っているのですが、初めて訪れたクアロア牧場という場所についてご紹介したいと思います。
海とハワイの神話が大好きな私は正直、最初はあまり乗り気ではなかったのですが、思いの外、色々な体験や学ぶことができる、行って良かったと思う場所でした。
ものすごく広い敷地内にはたくさんのアクティビティがあり、自分の好きなものを選ぶことができるのですが、今回は3つ体験しました。

一つ目は、ガーデン&フィッシュポンドツアー。
まさに目から鱗、「へ〜!」と思うことの連続でした。
南国ハワイならではのバナナやグァヴァなど、何十種もの植物がなっているところを見ることができます。
日本人のガイドさんが、植物や果物などがどうやってハワイにやってきて根付いたのかを、当時の人々の生活やハワイの歴史を説明しながら紹介してくれます。
このカヌープランツは、まさにそういったものの1つです。
名前からもすぐに分かりますが、ハワイに住んでいた昔の人々がカヌーを作る材料として使っていた植物です。
こちらはブレッドフルーツ、日本語ではパンの木。
小さなスイカくらいの実がなり、かつては主食代わりにされていたとか。
蒸し焼きにするとサツマイモのような味がするそうです。
こちらはハワイ州の木、ククイナッツ。
別名キャンドルナッツツリーと呼ばれ、かつてのハワイの人々は、このククイナッツのオイルに灯りをともして使っていたそうです。
まさに キャンドルのように使っていたのですね。
ハワイでお馴染みのマカダミアナッツ、なんと生で食べる体験ができるんです!
自分で殻を割って、そのまま食べます。
初めて生のマカダミアナッツを食べましたが、想像以上に美味しくてびっくりしました。

ボートに乗って古代の養魚池へ。
約800年程前に造られた養魚池なのですが、ものすごく広いこの池。
実は深さが11.5と浅い造りだったり、海から入ってきた小さな魚が池で成長すると、もう海には戻れない仕掛けになっている等、かつての人々の知恵が活かされて造られています。

二つ目は、たくさんの映画の撮影場所として使われている場所を巡る、映画ロケ地&牧場ツアー。
多くの人が観たとのある「ジュラシックパーク」をはじめ、「ゴジラ」や「ロスト」、「キングコング」などで使われた現場をバスに乗って進みます。
今にも恐竜が出てきそうな、壮大な景色。
CGで作られた景色ではなかったのですね。本当に素晴らしい眺めでした。
古代の人々は、この波を打っているような力強い山を見て、
ドラゴンの背と呼んでいたようです。確かに、ドラゴンの背に見えます。
神話が多く残るハワイらしい呼び名だと思いました。
こちらは、ジュラシックパークの撮影が行われていた現場。
絶好のフォトスポットです。
ガイドさんの唯一の親友という恐竜の人形と一緒にコラボして、こんな写真を撮ってくれます。
お決まりではあるんですが、いい記念になり、楽しかったです。
キングコングの撮影が終了した後、そのまま置いて行ったモノの様です。
土地が広いせいか、巨大な骨が置いてあっても、違和感なく、また、雰囲気で本物に見え、子供達は「本物の骨!!」と興奮していました。

三つ目は、ジャングルエクスペディション。ジャングルの中を特別仕様車のジープに乗って駆け抜けます。
ここにも、ジュラシックパークなどの撮影で使われたセットが残されていて、映画の中の世界にいる様な雰囲気にワクワクしました。
本物にここに墜落したのかと思ってしまうほど、景色ととけ込んでいる撮影用に使われたヘリコプター。
もう一度映画を見直したくなります。
壮大な敷地の中、山を上がっていくと途中に神聖な場所もちゃんと残っていました。
古代の人々が神聖な儀式をするために使用した場所だそうです。
神様へのお祈りなどの神聖な場所なため、ちゃんとした資格を持った人でなければこの門を開けることは許されていないのですが、ガイドさんが公認の方だった為、古代のハワイ語でのお祈りの歌を歌ってくださり、入ることができました。
とても力強い歌声が、心に響きました。
山の少し高台に位置しているので、とても素晴らしい眺めでした。
神聖な場所を肌で感じることができます。

この様なアクティビティの他にも、ジップライン、四輪バギー、乗馬があったりと、本当にたくさんアクティビティがあるので、カップルでもご家族でも、もちろん友達同士でも、皆さんにお勧めです。
実際に、独身の時に友達同士で来て、結婚して子供が大きくなってから来た、という方も中にはいらっしゃいました。
ハワイと言えば海派の私でも、自分でもビックリするほど楽しめたクアロア牧場。
ぜひ、皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。

1/19/2018

コカコーラの博物館 World Of Coca-Cola

先日、ジョージア州アトランタにあるコカコーラの博物館、World Of Coca-Colaへ行ってきました。
アトランタにはコカコーラ社の本社があり、World Of Coca-Cola はそのすぐ近くにあります。
アトランタの人気観光地の一つということで、館内は人で賑わっていました!
館内にはいろいろなコーナーがあり、いろいろな形でコカコーラについて学ぶことができるようになっています。
今日はその中のいくつかを紹介させていただきます。

まず、館内の展示コーナーを見て回りました。
いろいろな国で宣伝のために使われたものなどがありました。
どれもカラフルで見ているだけで楽しかったです。
日本で使われていたものもいくつか見つけましたよ!
そしてなんと、日本の自販機も展示されていました!

世界中のコカコーラ商品の飲料ボトルもたくさん飾られていました。
この中にも日本のものがあります、見つけられますか?

Vault of the Secret Formulaという展示場は、入り口がVault(金庫室)の形になっていて、コカコーラの秘密のレシピについての歴史などが学べます。
いろいろな工夫がなされていて、楽しめましたよ。

さて、展示を楽しんだ後は、世界中のコカコーラ社の飲料を試飲できるコーナーへ行きました。
なんと、飲料の種類は100種類以上もありました!
いろいろな国のジュースを一度に楽しめて、まるで世界一周旅行をした気分になれますね。

このように、自分で好きなものを選んで試飲することができます。
このコーナーの中で注目を集めるユニークな飲料の一つに、イタリアのBEVERLYというものがあります。
調べてみたところ、ノンアルコールの食前酒のようです。
人だかりができていたので私も試してみると、、、とっても苦くてびっくりしました!!
行かれる方はぜひ、話の種に試してみてはいかがでしょうか?

館内には他にも、ボトリング工程の展示や4Dシアターなど、魅力的なコーナーがいろいろありました。

館内見学を終えたら最後に、大きなお土産ショップでお買い物も楽しめますよ。
 コカコーラのロゴが入ったかわいい商品たちがたくさん!日本へのお土産にもぴったりです。

さて、World Of Coca-Colaの感想はいかがでしたでしょうか?
今回はざっくりした紹介でしたので、ぜひ興味があれば下のウェブサイトをチェックしてみて下さい!

ちなみに、こちらのWORLD OF COCA-COLA ですが、アトランタのもう一つの観光地、ジョージア水族館のすぐ向かい側に位置しているので、一日で両方を回るコースもおすすめですよ!!

World of Coca-cola
 121 Baker Street NW
Atlanta, GA 30313 – 1807
ウェブサイト http://www.worldofcoca-cola.com/ 

1/12/2018

ホノルルマラソンってどんなマラソン?

毎年12月の第二日曜日に行われるホノルルマラソンですが、今回も当社でツアーを催行しました。
私は添乗しつつマラソンにも参加して来ましたので、その際の様子をご案内いたします。

ハワイで走るフルマラソン、ホノルルマラソンとはどんなものだと思われますか?
日本やアメリカ各地で行われるマラソン大会とはどのような違いがあるのでしょうか。
マラソンスタート1時間前のスタート地点

私は個人的にはホノルルマラソン以外にはロサンゼルスマラソンにしか参加した事がなく、他の都市でもマラソンについては知り合いから聞いたり写真を見せてもらったことしかありませんが、ホノルルマラソンを色々な点で他のマラソン大会と比較をしてみようと思います。
スタートを待つランナーたち

マラソンの規模は?
2017年のホノルルマラソンはフルマラソンのエントリー者数が26,371人で、そのうち日本人(日本からの)は11,727人、実際に出走した方の数は少なくなりますが、完走者数は20,351人でした。
アメリカでは他にも世界最大の参加者数が居るニューヨークシティーマラソン(51,307人出走)や、シカゴマラソン(44,508人完走)、ボストンマラソン(27,222人出走)、ロサンゼルスマラソン(18,916人完走)など大きな大会が幾つかありますが、その中でもホノルルマラソンはアメリカ国内では4番目の大会規模となっています。
2017年の東京マラソンは33,932人が完走しました。
午前5時、打ち上げ花火と共にスタート!

参加者数を見ると全世界のマラソン大会の中でも上位に挙げられる大きな規模の大会です。
しかしホノルルマラソンは他のマラソン大会と決定的に違う部分があります。
まず、参加者人数に制限がありません。
年齢制限は7歳以上で、他の主な大会は大抵16歳か18歳と定めている大会が殆どです。

他の大会では抽選や参加資格タイムのクリアにより参加が認められる大会も多いのですが、今のところホノルルマラソンは途中で募集が締め切られたことはなく、大会前日まで申込みが可能となっています。
綺麗なイルミネーション前では写真を撮って一休みするランナーも多いです

また、何よりもタイム制限がありませんので、最後の1人がゴールするまでゴールタイムが計測されます。
他の大会のように制限時間切れとなり、コースの途中でバスに収容される事もありません。
ちなみに今回のホノルルマラソンで最後にゴールした方のタイムは13時間03分でした。
安心して(?)マイペースでゴール出来ます。
太陽が昇るまでの序盤は疲れも見せずに走り続けるランナーが多いです

マラソンコースは?
大抵のマラソン大会は開催される街の見どころを走れるように、観光地を巡るようなコースになっています。
例えば人気の東京マラソンでは浅草、スカイツリー、銀座、東京タワー、東京駅など、東京観光ができてしまいます。
ロサンゼルスマラソンも負けてません。
まずドジャースタジアムから出発し、中華街、リトル東京、ダウンタウン、ハリウッド、ビバリーヒルズなどを通ってサンタモニカでゴールしますが、コースとしてはかなり楽しいコースです。
18th Aveに出ると下り坂になり、正面に登ってくる朝日が綺麗です
ハイウェイでは折り返して来たランナーとすれ違います
友達やツアー仲間を見つけるとテンションが上がって力が出て来ます

ホノルルマラソンのコースは観光名所も少し巡りますが、主に綺麗な景色を楽しめるコースとなっています。
午前5時に盛大な打ち上げ花火でスタートします。
花火は約10分ほど花火大会のように続きますのでスタートラインを超えるまでは花火の写真や動画を撮影する人が多いです。
12月はクリスマスの飾り付けもあるため、出発後はダウンタウンやワイキキのイルミネーションを楽しむことが出来ます。
テレビ撮影中の有名人を見かけることもしばしば
今回は浅田真央さんを発見
今年も虹がかかりました
ハワイのことわざ ”No Rain, No Rainbow" の意味は
マラソンに参加する事の意味ともつながりを感じます

走り出してしばらくすると朝日が昇り始め、差し込む光が新鮮で幻想的です。
スコールが降ると虹が掛かり、陽が照ると肌を焦がします。
山や海、ヤシの木などはコースを通して見ることが出来、南国の雰囲気が溢れています。
ホノルルマラソンは自然を全身で感じながら走ることができます。
ホノルルマラソンでは親子で参加するランナーもよく見かけます

沿道からの応援は、他のマラソン大会では数万人もの見物人が鈴なりになって居る大会もありますが、ホノルルマラソンではそこまで多くはありません。
ダイヤモンドヘッドが近づいてきたらゴールは間近
あと4キロ弱

しかし沢山の温かい声援やメッセージボードの応援は本当に気持ちが伝わって来ます。
日系人も多いので応援も日本語で沢山頂きます。
住宅街のエリアではオレンジやバナナ、おにぎり等を用意してくれるファミリーが沢山いる所もアロハスピリット(愛や喜びをみんなで分かち合うこと)のハワイならではの光景です。
ダイヤモンドヘッドの上り坂は最後の難関
坂の上からは海の眺めが一番綺麗な所
ゴール手前では沢山の観衆の前を駆け抜けます
ゴールまであと僅か
長くて、痛くて、辛いながらも楽しかった42キロの旅も終わりです
ゴールの気分は何度味わっても気持ち良い物です

ゴール後の楽しみは?
ホノルルマラソンではコース途中で食べ物の配布がありませんが、ゴール後にはハワイ名物、揚げたて熱々のマラサダが食べられます
マラサダはポルトガル系のハワイ移民が広めた揚げパンのようなお菓子です。
砂糖がかかった甘くてフワフワなマラサダを食べれば疲れも和らぎます。
ゴールすると貝殻のネックレスと完走メダルを首に掛けてもらいま
こんな立派なメダルを首に掛けてもらえるのもマラソンならでは
今回も沢山のボランティアの皆さんにサポートして頂きました
マラサダのテントには常に人が集まります
もらったマラサダ
2つ、3つ食べる人も多いです

ホノルルマラソンゴールのカピオラニ公園は緑が溢れ、ゴール後に疲れたランナーの身体を癒してくれます。
ゴール後のカピオラニ公園の様子
午後1時からは公園内のステージで表彰式が行われます
この昼下がりの公園の雰囲気がたまりません

世界中にはいろいろなマラソン大会があります。
アメリカでも日本でもマラソンの人気は高くどの大会もそれぞれの良さがあり、楽しみも用意されています。
そんな中でもホノルルマラソンは何度参加してもやっぱり特別な物ではないかなと思います。
いつかはマラソンに参加してみたいなと思う方には是非ともホノルルマラソンに参加して頂きたいと思います。
一度参加して頂ければその良さをきっとわかって頂けると思います

2018年のホノルルマラソンは12月9日(日)、午前5時にスタートです!
マラソンツアーに参加してみたいなと思う方、是非お問い合わせください‼
ツアーにご参加頂いた皆様、有難うございました!

問い合わせ先:travel@iace-usa.com
電話:1-877-489-4223
担当:北米予約センター、宮嶋