IACE デトロイト支店は、デトロイト市から車で30分ほどの郊外にあるノバイ市にあります。
ノバイ市には現在、3000人ほどの日本人が住み、日本企業・食料品店・レストランと
日本的住環境が充実しています。
さらに1年ほど前に幼~高約800名の通う”りんご会補習授業校”も他都市から移転したため、日本人人口上昇中です。
(デトロイト支店は日本食料品店と同じショッピングエリアにあるので、
お買い物のついでにぜひ、お立ち寄りいただきたいと思います!)
IACEトラベルは、このビルの2階にあります。 同じ階には高田歯科、1階には、韓国料理の「ビビンバ」があります。 |
今年はまだ紅葉の残っているうちに初雪が降りました。 |
日本食品店「ワンワールドマーケット」は同じショッピングセンター内にあります。 |
さて、先に犯罪都市と書いてしまいましたが、同時に今もなお日本領事館があり、
また先日行われたスケートオブアメリカのような大きなイベントが行われる大都市です。
今回はこのデトロイトの街についてご紹介します!
~歴史~
ヘンリー・フォードが南部から奴隷解放後の黒人を労働者として呼び寄せて、
自動車の大量生産に成功して以来、アメリカのビッグスリー、
関連企業が活躍する自動車産業の街になりました。モーターシティーです。
自動車関連など多くの人が働き、豊かに暮らす街でした。
しかし、60年代の人種差別に対する暴動、70年代以降日本車の活躍により
影響を受けた自動車業界で起こった大量解雇への不満などから、犯罪が多く起こる都市になりました。
大きな暴動の後、多くのオフィスや白人居住者は、デトロイト市から北へ北へと逃げました。
エミネムの映画で有名になった「8マイル」道路を境に、南は黒人、
北は白人と住み分けをするというようなことまで起こりました。
その後、まだ森林の残っていた西へと開発が進んでいきました。
ノバイもそういう新しい地域の一つで、多くの日本の企業も発展しています。
~音楽~
ところで、デトロイトの音楽の歴史をご存知ですか。
モータウンから生まれた黒人音楽、モータウンミュージックでは、多くのグループが活躍しました。
ご存知のジャクソンファイブもここから活動を始めました。テクノも後にこの地に生まれました。
現代では、ラップのエミネムやロックのホワイトストライプスやキッドロックがデトロイト出身として活躍し、
消沈するデトロイトを盛り上げようとしています。
わたしは初めてデトロイトを訪れた時、とても不思議な街だと思いました。
シカゴに見るような凝った建築物が、使われることなく朽ち果てて存在しているのと同時に、
オフィス街のGMビルのようなビルディング、野球やフットボール場、博物館、
劇場やコンベンションセンターのようなところが妙に厚く警備されてきれいに存在しているのです。
デトロイト市が市の活性化を図っているとのこと。
デトロイトの歴史に興味を持っていただけましたら、うれしく思います。
さて、ミシガンの首都はどこでしょう。と続けたくなりますが、今回は、この辺で。
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