今回は東京から南に1,000km、25時間半の船旅で行く、小笠原諸島についてご紹介したいと思います。
小笠原諸島は2011年6月に世界遺産に登録され、日本でも話題になりました。
約30あまりの島々からなる小笠原諸島ですが、私は今回、父島に行ってきました。
〈東京~父島〉
小笠原諸島には飛行機が飛んでいないので、アクセス方法は船のみになります。
6日に1便程度で運行している定期船「おがさわら丸」(通称「おがまる」)で、東京から約25時間半で父島に到着します。
今回の旅は1日かけて東京から父島→父島に3泊→1日かけて父島から東京へ戻ってくるという旅程でした。
船室はこんな感じです。(2等船室)
ファミリールームやレディースルームもあります。
料金によってはホテルのようなベッド付の個室もありました。
「おがまる」はA~Eデッキの5階建てで、きれいな洗面所やシャワー室、レストラン、各種自動販売機、お湯も自由に使えて意外と快適です。
夕暮れ時にデッキにでて水平線に沈む太陽を眺められるのも船旅ならでは。
〈父島到着〉
父島到着後「丸丈」さんで郷土料理の島寿司を頂きました。
ビールと一緒に頂く島寿司は絶品です。
小笠原諸島に行ったらぜひトライしたいのがアオウミガメ料理です。
亀の握り、亀のから揚げ、亀のチャーシューなど..
どれを選んでもおいしいので、訪れた際にはぜひお試しください!
〈父島滞在〉
小笠原といえば、やっぱり海。
スキューバーダイビング、ホエールウォッチング、ドルフィンスイム…
3泊4日の滞在中にやりたいことがいっぱいです。
海でシュノーケリングをしていたら海ガメに遭遇、こんな近くで見れました!
シュノーケリングお勧めスポットは「兄島海中公園」です。
兄島と父島の間にある海中公園で、父島から船で行くことができます。
綺麗な珊瑚とたくさんの魚と一緒に泳げます。気分は竜宮城です。
また、小笠原に来たらぜひ行きたいのが父島の南西沖にある小さな無人島、南島です。
東京都の自然ガイドの同行が必須で、1日100人までしか上陸できません。
上陸の際に約3メートルの崖を登らなくてはいけませんが、その崖を越えると小笠原諸島1の絶景と白い砂浜が待っていました。とっても素敵な場所です。
現地ツアーのガイドさんや同じツアー参加者、同じ宿の旅行者達、村の呑み屋さんで仲良くなった現地の住民さんたち…今回の旅でたくさん出会いがありました。小笠原を出航するときは村全体でお見送りしてくれます。出会いもあれば別れもあります、感動ですね。
帰りの「おがまる」では、島で仲良くなった旅行者たちとわいわいするのも、小笠原旅行の醍醐味です。
小笠原諸島へ一人旅で来ている方々もたくさんいらっしゃいました。
初めての一人旅にもぴったりの場所です。
お仕事の長期休暇中に、転職の間の気分転換に、学校の夏休みに…普段の忙しい生活を忘れて、人生の息抜きに小笠原諸島へご旅行してみてはいかがでしょうか。
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