6/13/2019

美味しい香港を満喫



こんにちは。今週のブログを担当する、ワシントンD.C.支店Uです。

100万ドルの夜景が楽しめる「ヴィクトリア・ピーク」、路面店がひしめく「女人街」、カラフルなネオンサインが賑やかな「ネイザン・ロード」と、数々の観光スポットがある香港ですが、私の旅の目的は夜景でもショッピングでもなく、食!
美味しい香港を満喫しようと飛行機に飛び乗りました。

美食の街として知られる香港は、広東料理の本場であり、「飲茶」にはじまりお粥や麺料理、夜の屋台街で食べるB級グルメに加え、近年は有名シェフが手がけるレストランやインスタ映えするトレンド感満載のお店が続々とできており、胃袋がいくつあっても足りない街です。
そんな香港での食体験の中から今回皆さんにご紹介したいのが、「美都餐室(Mido Cafe)」。
有名なお店なのでご存知の方も多いのではないでしょうか!?
当店は数々の映画の撮影場所としても使われており、地元の方から観光客まで老若男女問わず多くの人で賑わいを見せる人気店です。
外観は古き良き香港を感じさせるレトロな佇まい。

店内はというと、レトロ感あふれる店名サインに、座面直角の木製ベンチ椅子、窓飾りに至るまで懐かしさが漂い、時が止まったような感覚に陥ります。

持参していたガイドブックの情報によると、お店は約70年の歴史を持つ老舗。
2階建て構造で、2階へと続く狭い階段は床も壁も見事なタイル張りです。

タイルの汚れやかけ具合にすら趣が感じられるのは私だけでしょうか!?

席につき、悩みに悩みオーダーしたのは「パイナップルパン(菠蘿油)」と「香港式ミルクティー」。
(お店はオムレツやフレンチトーストといった西洋風料理から、ボリューム満点の麺類までバラエティ豊富なメニュー構成です。)
「パイナップルパン(菠蘿油)」は、私が無類のパン好きということ、さらに香港出身の友人から香港を代表するパンだという話を聞き、迷わずオーダー。
そしてテーブルに登場したのは、外がカリッとした、日本のメロンパンを想像させるもの。
切り込みが入っていてバターが挟んであります。
写真からはその様子が分かりづらいですが。。。汗

味はというと、サクサクした外側。
食べ進めると。。。中身はモソモソ。。。
メロンパンとは確実に違うパイナップルパン。。。
ミルクティーはというと、牛乳で紅茶を煮出したとても濃厚な一杯。砂糖がたっぷりでかなり甘めです。
パイナップルパンとミルクティーを一緒に食べるとちょうどよいくらいでした。

個人的な考えですが、旅先で食べるものはその土地でしか巡り会えないものが多いので、(味はともかく笑)新しい発見を楽しみます。
友人によれば、お肉や野菜を挟み食事パンとしても食べられていて、お店によって外側のクッキー生地がもっと厚いものもあれば、中身がモチモチのものもあるそうです。
パイナップルパンとの出会いも、現地ではこういったパンが人気なのかと考えを巡らせる楽しい思い出のひとつとなりました。
何よりも時を重ねて作り出された空間はこのお店でしか味わえないもの。
最新おしゃれスポットにも負けないくらいの魅力があると思います。

日本から香港までは片道約5時間の空の旅。
一時帰国した際の小旅行先としてもおすすめです。

<お店へのアクセス>
地下鉄Yau Ma Tei(油麻地)駅C出口から徒歩5分
住所:香港九龍油麻地廟街63號地下

6/08/2019

長野観光に行ってきました


今年の春に里帰りをした際に長野まで行って来ました。
1泊2日の日程でまだ訪れた事がなかった善光寺と松本城の2箇所の観光をする予定を立てました。

一日目のスタートは東京駅から。
前夜の友人らとの飲み会の影響もなく、朝6時半過ぎには東京駅の新幹線駅に到着。
7:20発のかがやき503号が入線

東京駅から長野までは新幹線で約1時間25分程の移動です。
かがやき号は全席にコンセントがあり、無料Wi-Fiサービスもあり便利です。
車内では駅で買った朝食を頂きました
あっと言う間に長野駅に到着

長野駅から善光寺までの行き方ですが、長野電鉄長野線にて善光寺下駅まで行く方法があります。
ただ善光寺下駅から善光寺まで約1キロあり、その道は普通の住宅街の道路になります。
長野駅善光寺口

長野電鉄には乗らない場合、長野駅から中央通りをまっすぐ歩くと約2.2km程になります。
路線バスもありそうでしたが、今回は時間の余裕がありましたので中央通りを歩く事にしました。
中央通りは綺麗に整備もされておりお店も沢山ありますのでウィンドウショッピングも楽しめます。
中央通り

30分ちょっと歩き善光寺の入り口まで到着。
この日は土曜日でしたが時間的に午前9時過ぎと少し早かったのでまだ観光客の数はまばらです。
仲見世通り
山門
本堂

入場券を購入して本堂でお参りをしました。
本堂内の右奥に下へ降りる階段がありましたので下りてみました。
善光寺に行った事のある人はご存知かと思いますが、階段下にはお戒壇巡りというものがあります。
その通路の長さは45mもあるそうです。  
ネタバレ?になりますのでこれ以上の説明はしませんが、これはなかなか楽しめます。
善光寺に行った際には是非体験して頂ければと思います。
お参り後は仲見世通りも賑わっていました

善光寺での観光後、昼食の時間になりましたので再び徒歩にて長野駅に戻って来ました
駅のロータリーの反対側に『油や』という手打ちそばのお店を発見し、
たまたまその時は混雑の切れ目だったのかすぐに席に案内されました。
油や

オーダーしたのは鴨南蛮そばととろろ飯のセット。
アメリカではなかなか鴨南蛮そばや新鮮なとろろ飯を味わう事もできませんので大満足。
蕎麦ととろろ飯セット
長野駅コンコース

昼食後は駅でお土産などを購入し、午後から特急しなので松本まで移動をしました。
車窓からは綺麗な景色がみれました

松本駅に到着後はホテルにチェックイン。
ホテルは駅から徒歩5分程のところにあるドーミーイン。
ドーミーインは天然温泉の大浴場があり、朝食バイキングは地方の特色のある品々も用意されており
品数も豊富で私のお気に入りです。

松本城の観光は翌日の予定にしていましたので、チェックイン後は近くのイオンモールで夕食、
そして映画を見たりと遅くまでのんびり過ごしました。
その後ホテルに戻り温泉に浸かってこの日は終了となりました。
ドーミーインの朝食。ちょっと欲張り過ぎました。

朝食後はすぐにチェックアウト。
荷物はホテルで預かってもらい松本城まで出かけました。
徒歩にて10分ほどの距離です

松本城は国宝に指定されている5つの城(松本城、姫路城、彦根城、犬山城、松江城)の一つです。
これで5つすべてを訪れた事になりました。
次の目標は現存12天守、更には100名城などという目標もありますが、まだまだ先の話です。

外観は5重の天守がそびえ立ち、連結された小天守と月見櫓のバランスも良くとても美しい天守閣です。
月見櫓

今から425~426年も前に建てられた当時から現存する天守という事もあり木造の天守内部は歴史も感じられます。
内部には戦(いくさ)の時に役立つ様々な工夫や仕掛けが施されて居ます。

最上階の屋根裏には太い梁や放射状に伸びる桔木(はねぎ)と呼ばれる木材が複雑に組まれています。
鎌倉時代の寺院建築から使われてきたテコの原理を利用した仕組みだそうで、
軒先が重みで下がらない為の構造だそうです。
最上部には月齢26日の月を拝む信仰(月待信仰)の二十六夜神が祀られています

最上層からはまさに殿様気分で素晴らしい眺めを見ることができます。
最上層からの眺め
月見櫓内部

天守や本丸の周囲を囲む内堀の外側を徒歩にてぐるっとひと回りすれば
色々な角度から天守を見ることも出来、特に西側に広がる広い堀越しに見る天守の姿はとても綺麗です。

松本城を観光した後、ホテルで荷物を受け取り松本駅へ。
松本からは再び特急しなのにて名古屋へ向かい、今回の長野の旅はここまでとなりました。

今回は1泊2日の日程で長野を観光してきました。
季節によって様々な景色が楽しめますし、同様に食べ物も色々楽しめます。
里帰りの際には長野へも足を延ばして見てください!

レールパス、ホテルなどのお手配は最寄りの支店まで!

【今回訪れた場所】
*善光寺(長野市大字長野元善町491-イ)
*油や (長野市末広町1355-5 ウェストプラザ長野
*ドーミーイン松本(松本市深志2-2-1)
*松本城(松本市丸の内4-1)


過去の古城探訪ブログ:安土城