グラナダをご案内したいと思います。
グラナダはアンダルシア地方にある、イスラムの影響が色濃く残る町。
この町を訪れた理由は、もちろん、
13世紀前半に築かれたイスラムのスペイン支配最後の宮殿、アルハンブラ宮殿です。
アルハンブラ宮殿は、広大な敷地の中に、大きく分けて、
王宮、カルロス5世宮殿、アルカサバ、ヘネラリフェの4つの部分からなります。
宮殿内部や天井の細かい飾りや美しい装飾、四季折々の花々が咲く中庭…
イスラムの文化が混ざったこの宮殿は、
他のヨーロッパ諸国の建築物とはまた違う雰囲気を持っています。
ゆっくり見て回ると半日以上かかってしまいますので、
時間には余裕を持っていかれることをおすすめします。
このアルハンブラ宮殿を外から一番綺麗に見れるポイントは、
その向かいにあるサン・ニコラス展望台です。
アルバイシンという町にあり、この町はグラナダで最も古く、
今尚イスラムの文化を色濃く残しており、
行く途中には、アラビアンなお土産やさんが並んでいます。
一つ一つの家々がとてもかわいく、時折猫の案内人が現れたり、
歩いていても十分楽しい場所ですが、
急斜や階段多く、また夜間は治安の問題もあるので、
アルハンブラバスを利用することをおすすめします。
なんとか辿り着いたサン・ニコラス展望台からの景色は、
迷って辿り着いた甲斐があったと思わせてくれます。
特に夕焼け時には、このアルハンブラ宮殿が、
まるで燃えているかのように、真っ赤になります。
この夕焼け時を見るために、たくさんの観光客がこの場所に集まってきます。
このグラナダ、観光としては1日あれば十分、といったところなので、
グラナダから車で2時間ほど走り、フリヒリアナという町まで足を延ばしました
小高い山の上に立ち、白で統一された集落は、
かつて スペインで一番美しい町に選ばれたほど。
道にはモザイクが埋め込まれ、町全体が芸術品のようなとてもかわいい町です。
大都市ではもうほとんど行われていない、フィエスタの習慣がまだ残っており、
お昼になると、お土産やさんが閉まっていたり、また町のいたるところで、
ここでも猫が出迎えてくれたり、とてものどかな町。
都会の喧騒を忘れ、ゆったりした時間をすごせること間違いなし!
この小さくてかわいい町、フリヒリアナは今、日本でも注目されている町だそうです。
マドリッド、バルセロナの大都会とは違う雰囲気を持つ、グラナダ、そしてフリヒリアナ。
スペインに行かれる機会があれば、是非足を延ばしてみてください。おすすめです!
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