今回の旅行では実家から車で向かいました。
宿泊したホテルは京都の中心、四条烏丸エリアにあるホテル日航プリンセス京都。
1泊朝食付きのプランで駐車場が無料で付いて来ました。
ホテルにチェックインをし、車を停め、早速四条の街に出かけてみました。
まずは四条通から八坂神社を目指して歩く事にしました。
四条通はデパートや飲食店、土産物屋が立ち並び交通量も人通りも多い京都最大の繁華街です。
通りを歩く外国人観光客も目に付きます。
途中、四条通から上って(北へ向かい)一筋目を東へ入る(東へ向かう)と錦市場がありますので、
市場を通り抜けてみました。錦市場は魚介類や野菜、漬物、お惣菜などのお店が数多く軒を連ねています。
市場自体に400年の歴史があり、江戸時代から庶民の台所を支えて来た市場とあって、
四条通よりも京都の町人の暮らしぶりを見る事が出来るのでより楽しめます。
お漬物を試食したりお菓子を買って食べ歩きも楽しめます。
八坂神社に御参りをし、奥の方にある長楽館にて小休止。
長楽館は明治期に迎賓館として建てられた洋館で、
現在は宿泊や結婚式場、レストランとして営業しています。
ここで一杯800円のアイスコーヒーをオーダーし、頂き贅沢なひと時を味わいました。
その後、この日のメインイベントとして予約をしていた『都をどり』を見る為に祇園甲部歌舞練場へ。
都をどりは毎年4月1日~30日にかけて開催される公演ですので、
丁度私の一時帰国と重なって居ましたのでこの機会に行ってみました。
初めて本物の舞妓さんの踊りを鑑賞しましたので、最初はどう言う物かもよく分かっていませんでしたが、
最終的には華やかな踊りに魅了されて終了となりました。
物語をすべて唄で説明しているのですが、私にとってはその唄を理解するのが難しいく、
もう少し唄を理解できれば何を踊っているのかもっと楽しめたかなと思いました。
踊りを鑑賞後はこの日のもう一つの楽しみだった夕食です。
予約をしたのは “ がんこ高瀬川二条苑 ” 。
がんこは関西を中心に首都圏でもチェーン展開をしているお寿司屋さんですが、
ここのがんこは他とはちょっと違うお店です。
このお店には400年以上も前に作られた立派な日本庭園があります。
庭には高瀬川の源流があり、庭の中で小さな滝になり流れ落ちて高瀬川へと流れ出ていきます。
この庭には専属の案内人も居て、やって来たお客様を案内してくれます。
食事をする席からは綺麗にライトアップされたお庭を見渡すことが出来、
食事と共に景色も楽しむ事が出来ます。
食事は3800円のコースでしたがとても充実しており、アメリカの食事に慣れた私にとっては驚きの内容でした。
アメリカで$38(税、チップ込み)で食べれる食事と日本で3800円(税込み)で食べれる物の違いを実感しました。
日本ではチップなど不要ですが、どこで食事をしても丁寧で気配りの利いたサービス、
おもてなしを受けますが、逆にチップを払っているアメリカの現実がちょっと悲しくなりました。
2日目は朝食後にホテルから徒歩にて清水寺へ。徒歩でも片道2.5km程の距離でした。
この日は快晴で清水の舞台からの街の眺めは最高でした。
タクシーに乗りホテルへ戻り、家の車に乗り換えて嵯峨野へ向かいました。
20分程の距離でしたが、電車でも京福電鉄の四条大宮駅から嵐山駅まで
約25分で簡単に行けますので電車も楽しいと思います。
嵯峨野の一部は昨秋の台風で水害を受けたエリアで、
写真の渡月橋も冠水しましたが痕跡は見られませんでした。
渡月橋を渡り、天龍寺の庭園を見学し、天龍寺の裏手の竹林を見て昼食を食べ、帰路に就きました。
久しぶりの一時帰国で日本らしい文化や食事、景色を堪能できました。
皆さんも次回の一時帰国の際にはお時間があれば京都まで足を延ばしてみては如何でしょうか。
ホテル日航プリンセス京都
がんこ高瀬川二条苑
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