12/31/2015

ホノルルマラソンツアーの楽しみ方

先日、12/13(日)にハワイ、オアフ島にて行われたJALホノルルマラソンに参加をして来ました。
今年もマラソンツアーを企画し、添乗員兼ランナーとしてお客様をサポートしましたが、このツアーも今年で6回目となりました。
ホノルル空港にてお客様の到着をお出迎え
ワイキキ到着後にワイキキビーチにて
ランナー専用のトロリーでコンベンションセンターにゼッケンを受け取りに向かいます

毎年ツアーの添乗をしていて一番楽しいことは、やはり同じくマラソン、そしてハワイが好きな参加者が毎年集まってくださる事です。
中には6年連続でツアーにご参加頂いている方も居らっしゃいますし、他にはマラソン大会はハワイでしか出場しないと言うポリシーを持っている方も居らっしゃいます。
皆様から色々な話を聞いていると参考になりますし、モチベーションも上がります。
また参加者の皆さんのおもしろエピソードも盛り沢山で、とにかく笑顔の絶えないツアーである事もこのツアーを続けていられる理由の一つです。
コンベンションセンターでゼッケンを受け取ったら自由にお買い物
マラソン2日前の夕方に記念撮影をしました

今回ツアーにご参加頂いた中に、皆をとても驚かせて下さった方が居られます。
初めて当社のツアーにご参加の方ですが、マラソン前日の土曜日の早朝からダイヤモンドヘッドの登山で朝日を見たあと、1人でワイキキから約12㌔離れた所にある『この木なんの木』までジョギングに出かけられました。
しかし道に迷ってしまわれ結局20km程歩いて到着されたそうです。
帰りはバスに乗って、出発してから8時間後にホテルに戻って来られました。
翌日の本番は初マラソンにして4時間48分という好タイムでゴールされましたが、練習でも8㌔しか、しかも1回しか練習していなかったそうで、また驚かされました。
一度は見てみたい”この木なんの木” 。どんな木か気になる木です

さて、マラソン当日は早朝の気温は22度、日中は28度まで上がり晴天となり、ハワイらしい夏の空が広がりました。
ランナーにとっては強い日差しと高い気温で体力が奪われますので、条件的にはあまり良くはありませんでした。
熱中症からか、ゴールの手前1.5kmの辺りでツアー参加者の目の前を走っていたランナーが倒れ、係りの方に通報しに行ったと言う場面もあったそうです。
本番当日の朝3時、ホテルに集合してスタート地点へ向かいます
午前5時、打ち上げ花火とともにスタート!

暑さから喉の渇きが激しく、給水所でもらう冷たいドリンクが本当に美味しく、体を冷やせるスポンジが気持良く感じました。
所々で氷も配っているので顔や首筋を冷やすのも気持ちの良いものでした。
私の場合は脱水症状になるほどしっかり走り続ける体力がありませんが、逆に給水で補給しすぎて終盤はお腹が一杯になってしまっていました。
スタートから2時間程で綺麗な日の出が見れました
沿道にはいろんな応援メッセージボートがありました

コースの途中、あちらこちらにプロのカメラマンがカメラを構えて居ます。
カメラマンの手前には『スマイル!』の看板が出ているので、どんなに辛くて歩いていてもカメラマンの前だけは軽快に駆け抜けるのが大切です!
カメラマンがシャッターを切ったらまた歩き始める…私の場合はそんな繰り返しでもありました。
写真はあとから購入出来ますが、ずっと残るものですのでダラダラと歩いている姿は残さないように、そこだけは頑張るのがポイントです。
勿論ゴールのラインはグリコのマークのように両手を上げて駆け抜けます。
マラソンコースはどこも綺麗な緑と海の景色が広がっています
空とヤシの木が綺麗ですが、走っている方は結構大変…
今年のフィニッシャーTシャツの色が気になる所でした

マラソンに参加して一番嬉しい瞬間はやはりゴールの瞬間です。
記録に挑戦して失敗した人にとっては悔しい瞬間かも知れませんが、多くの人にとって長い道のりのゴールに辿り着いた喜びは大きなものだと思います。
普段の生活では味わえない喜びを味わう事が出来、マラソンを楽しいと思わせてくれます。
初マラソンの方にとってはより大きな喜びが得られる瞬間です。
ゴールまであと5㌔の辺り
ゴールまであと僅か!
ゴール後の公園にある食べ物を配布しているテント
揚げたてのマラサダ(ポルトガル風揚げドーナツ)が美味しかった!

ツアーに参加して他の参加者と共に喜びや感動を分かち合えるのはマラソンツアーの良い所です。
ゴール後は話す事があまりにも沢山あるので参加者同士の会話も止みません。
個人手配で安く済ませることも勿論可能ですが、当社のツアーの場合は個人手配の場合とそれ程大きな違いはありません。
他の参加者との交流の機会もあり、友達を作ることが出来るのもツアーに参加する楽しみの一つでもあります。
来年以降もツアーを催行予定ですので、是非参加をご検討ください!
ゴールした人たちで賑わう公園
今年は大きくなった完走者メダル
ホノルル空港から飛び立った直後に虹が見れました

12/18/2015

「世界で一番美しい島」パラワン島

今回私がご紹介するのは、フィリピンのパラワン島・エルニドです。
日本ではあまり知られていない旅先・パラワン島ですが、アメリカの旅行雑誌「travel+ leisure」や「Conde Nast Traveler」で、「世界で最も美しい島」に選ばれた今注目のリゾート地です。
「フィリピン最後の秘境」エルニドの売りは、1島1リゾート。
手つかずの自然とエメラルドグリーンの海がエルニドの最大の魅力です。

フィリピンは年間を通して暖かく、日本の夏の服装で1年を過ごせます。
日本からマニラまでは直行便で4時間、エルニドまではマニラから国内線を利用して1時間20分程。
回私は同じくパラワン島のプエルトプリンセサから6時間の乗り合いバスを使用した陸路でエルニドへ入りました。
倹約家・バックパッカーの皆様には陸路もお勧めです。

エルニドには、「イエローキャブ」のようなタクシーは走っていないのでトライシクルと呼ばれる乗り物がメジャーな移動手段です。
距離にもよりますが大体10ペソ程(約40円くらい!)
トライシクル
中から見るとこんな感じ。

今回私が滞在したのは、エルニド・コーブリゾート。エルニドのリゾートホテルの中では、お値段もお手頃な3つ星ホテルで、コストパフォーマンスがとても高いホテルです。
ホテル唯一のレストランは全席オーシャンビューのオープンテラス席
日中は近くの無人島までオーシャンカヤッキング
滞在中は毎晩水平線に沈む夕日を眺めながらサンセットディナー

El Nido Cove Resort
Sitio Lamoro, Barangay Pasadeña
El Nido, 5313, Palawan
Philippines
TEL : +63-02-9025900
Email: elnidocove@gmail.com


エルニドの街並み

洞窟探検
エルニド自慢のエメラルドグリーンの海

パラワン島への旅行、ベストシーズンは12月~5月です。
フィリピンでは、英語が公用語とされているため、英語を話す人口がとても多い国です。
旅行していて言葉が通じず困ることはほとんどありません。
皆様も次の長期休暇にフィリピンの「世界で一番美しい島」に足を運んでみてはいかがでし
ょうか。

12/11/2015

世界で最も有名なビーグル犬の生みの親を訪ねて

今回はサンフランシスコから小1時間、カリフォルニア州北部の町、サンタローザにあるチャールズ・M・シュルツ美術館をご紹介します。
この名前だけでピンと来る方は、ひょっとしたら少ないかも知れません。
彼は、漫画家です。世界で最も多くの紙面に掲載されたとしてギネスブックに登録されるほど著名な作品の著者です。
その作品は「Peanuts」。チャーリー・ブラウンを主人公にした、1〜5コマ程度で構成される短編漫画ですが、どちらかと言えば日本人には、2頭身の白黒の犬、スヌーピーの方がなじみが深いかも知れません。
チャーリー・ブラウン!

 サンタローザは、シュルツが亡くなるまでの30年間を過ごした土地です。
サンタローザを愛し、またサンタローザの人々に愛されたのだろうということがひしひしと伝わるこぢんまりとした2階建ての美術館には、彼の作品や作品にちなんだグッズが展示されています。
自然光を多く取り入れる構造なのか、また、優しい木目の建造物のせいか、とても居心地のよい建物です。
エントランス

常設の作品やグッズ、人柄を偲ぶ品物のほか、企画展として定期的に展示を切り替えていますので、再訪したくなること請け合いです。
私が訪れた時には、ちょうど公開したばかりの初3DCGアニメ映画作品「The Peanuts Movie」にちなんで、映画製作の背景や制作過程の絵コンテなどが展示されていました。
また、スヌーピーに扮して、映画の背景をバックに写真を撮れちゃうコーナーもできていました。
Flying Ace?

小さなお子さんも退屈しないよう、おもちゃや塗り絵、折り紙やゾートロープ体験のできる仕組みなどが体験できる部屋がありますし、ピーナッツのキャラクターをモチーフにしたアート作品を展示した芝生のしかれた中庭は、安心してお子さんを解き放つことができます。
中庭

吹き抜けのロビーには、「ピーナッツ」の作品をタイルにして作られた大きなモザイク壁画があります。こちらも一見の価値ありです。
美術館に併設のシアターでは、ショートムービーが放映されています。
たまたま私が飛び込んだ回は、シュルツ氏自身の出兵経験でもあるノルマンディー上陸作戦(第二次世界大戦)をモチーフにしたストーリーだったので、ややうちの2歳児に見せるには早かったようですが、むしろ子ども抜きでじっくり展示も見て回りたいと思いました。
壁画

道路を隔てた反対側には、スヌーピーの名を冠したアイススケートリンクがあります。
Snoopy's Home Iceは1969年オープンと歴史も古く、大きなホッケーの大会も開催される本格リンクですが、一般解放されている時間は、リーズナブルに滑ることができます。
ホリデーの時期はクリスマスらしいデコレーションも施され、とてもかわいらしいリンクです。
レンタルシューズも割安なので、何の準備もしていなくても、気軽に滑ることができますよ。
Warm Puppy Cafe

リンク併設のカフェにあるシュルツ氏の指定席だった窓側のテーブルは、永久欠番扱いで花が飾られています。
カフェを訪れる際、ちょっとそのテーブルに座ってみて、彼が見ていた景色に思いを馳せるのもいいですね。

同じ敷地内には大きなギフトショップがあります。
美術館のエントランスにもちょっとしたギフトコーナーがあるのですが、併せてこちらもご覧ください。
こちらはただのギフトショップではありません。
美術館から展示品があふれてきてしまったようで、アート作品や、非売品のグッズや人形など貴重なものが展示されているだけでなく、ムービーも無料放映されています。
ただし、2階へ上がるランプ(回廊)は、走るの禁止!なのでお子さんがどたどた駆け上がると、すかさず「歩いてくださいね〜!」と注意する声が飛んできます。静かに見て回りましょう。

スヌーピーというキャラクター自体にはなじみが深かったのですが、改めて「ピーナッツ」をじっくり読みたくなりました。
どんな年代の人も楽しんで、のんびり過ごすことのできる美術館です。
サンフランシスコまでお越しの際は、ぜひ足を伸ばしてみてください。
レンタカーの方はもちろん、ライドが必要な方にはお車の手配も承ります。

おまけ:来年3月には、六本木に姉妹美術館としてスヌーピー美術館がオープンします。
今のところ2年半の期間限定展示のようですが、こちらも必見ですね。

・ミュージアムの公式ウェブサイト
https://schulzmuseum.org/

12/04/2015

「水の都」ベネチア

今回ご紹介するのは、イタリアの北東部に位置するベネチアです。
ベネチアは「水の都」と謳われるほど、水上バスやゴンドラ(手漕ぎボート)が日常的に使われています。
また10月から3月頃にかけて頻繁に発生する異常潮位現象、アクア・アルタが原因で浸水が多発するため、街で車を見かけることはありません。
(車も自転車も使用が禁止されているそうです!)

私が訪れた時期は10月でしたので、例外なく浸水が起きていました!
サン・マルコ広場では橋桁が用意されており、皆その上を歩いていました。
また広場には、ベネチアで最も有名な大聖堂であるサン・マルコ寺院や街のシンボルの鐘楼などが広場を囲むように建てられています。

そして今回の旅の醍醐味であるカナル・グランデを走る水上バスに実際に乗ってみました!


両脇に並ぶパステルカラーの民家やホテルがさらに異国情緒を感じさせます。

しばらくするとムラーノ島に到着しました。
ムラーノ島はベネチアの伝統工芸品であるベネチアン・グラスが有名で、ベネチアン・グラスの技術の全てがムラーノ島に集結しているとも言えます。
ここでは工場見学が可能で、職人さんがグラスを吹いて膨らます技が見られます!
見学後には工場内にあるお店でベネチアン・グラスを購入することもできます。

 Vecchia Murano
 Sestiere Castello, 4392, 30122, Venezia
 TEL: +39 041 271 8500

とても静かで落ち着いた雰囲気のある、綺麗な島でした

「水の都」のイメージの他にもう一つ知っていただきたいもの、それは「仮面」です!
ベネチアでは2月末から3月初めまでの2週間、ベネチア・カーニバルという伝統的な祭典が行われます。
その中でも目玉イベントとして仮面コンテストが開かれ、街中が仮面舞踏会となってしまうほど仮面の文化は浸透しています。
そこで観光客に打ってつけなものが、仮面作り体験です!
今回私が行ったCa'Macanaという工房では、60種類ものマスクのモデルから好きな形を一つ選び、さらに7種類の装飾技術の中から一つを選び完成させます。
インストラクターの方が手順を丁寧に説明してくださり、あとは自分の創造力を発揮させるのみです!
(ツアーや学校などのグループと、家族や少人数向けの二つのコースがあり、それぞれコース内容が少し異なります)

 Ca' Macana
 Sestiere Dorsoduro 3172 30123, Venezia
 TEL: +39 041 5229749

絵付け体験を終えベネチアの街の主要な通りであるStrada Nuovaの方へ出ると、色とりどりのジェラートが並ぶお店がありました!
実は東京にも出店しているGrom(グロム)というお店で、一見しただけでわかるクリーミーさと新鮮さにつられそのまま店内へ・・・。

ヨーグルト味とチョコレート味をチョイスしました。
ヨーグルト味はクリームチーズのような酸味と甘味があり、どちらも存分に堪能しました!

 Grom
 Campo San Barnaba 30123, Venezia
 TEL: +39 041 2413531
 April – August Sun/Fri 11:00am-11:00pm, Sat 11:00am-12:00am
 September – March Mon/Fri 12:00pm-10:00pm, Sat 12:00pm-10:00pm, Sun 11:30am- 10:00am

ベネチアは比較的小さな街でありながら、年間2,000万人もの観光客が訪れるほどの魅力であふれています。
街並みの美しさもさることながら、伝統工芸品から垣間見える土地に刻まれた歴史もまた魅力的です。

皆さまも是非、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

11/27/2015

VALLEY OF FIRE (バレー・オブ・ファイヤー州立公園)~ラスベガス

今回はラスベガスから車で1時間ほどの所にある、バレーオブファイヤーをご紹介します。

VALLEY OF FIRE(火の谷)という名称は、真っ赤な絶壁が朝日に出されて炎のように見えることに由来します。赤々とした色と真っ青な空の対比をみると、おもわず走り回りたくなるほど。

ここはスタートレックやトランスフォーマーを含む数々のハリウッド映画の撮影、コマーシャル、そしてプロモーションビデオの撮影にの舞台にもなった隠れた人気スポットです。

ラスベガス市内から車で1時間ほどのところに位置し、絶壁に囲まれた1本道を運転する楽しさといったら、言葉では表しきれません。

1本道を15分ほど運転すると、入り口が!!
車1台につき10ドルの入場料を支払って、レッツゴー!!

恐竜が並んでいるようにみえるのは、私だけでしょうか。

この公園の楽しみ方は人それぞれ、広大なエリアに点在する赤々とした色の奇岩は、
魚に見えたり、人の顔に見えたり、猿に見えたり、、、、

10月末にもかかわらず、日差しが強く、ペットボトル2本は飲み干しました。
途中いくつかベンチ等もあり、ピクニックには最適の場所でしょう。
見て下さい!この赤々とした色を、、、、!!!!

この幻想的な大自然は一見の価値あり!!


最初は1、2時間のみ滞在する予定でしたが、あまりの大迫力の景色に魅了され、
気づいたら3、4時間は過ぎていました。

ラスベガス市内から1時間ほどで味わえる短時間の近距離ツアー、満足感は100点満点!

皆様もラスベガスのカジノで夜更かしした翌日は、ぜひ、バレーオブファイヤーに立ち寄り
すっきりしてみてはいかがでしょうか。