1/27/2017

ヨーロッパ鉄道の旅 第二弾 ~ その四 ~

今回は前回のプラハから移動した、オーストリア・ザルツブルグとドイツ・ミューヘンとの旅行記となります。
前回までのブログは以下をご覧ください。

その一 ⇒ http://iacetravel.blogspot.com/2016/02/blog-post.html
その二 ⇒ http://iacetravel.blogspot.com/2016_04_01_archive.html
その三 ⇒ http://iacetravel.blogspot.com/2016/09/blog-post.html

ビールがメインの旅ではありますが、その他の目的もちゃんとあるんです。
それはサッカー観戦です。

旅行の計画も観戦できるゲームの日程に合わせる為、重要な要素になります。
何をしたいのか、自由の中にも優先順位を決めて計画を立ててきました。

ヨーロッパでサッカー観戦をする際の極意をお伝えいたします。

1. スタジアムは殆ど郊外にあるため、時間に余裕をもって行動するべし。
2. ホームチームのユニフォームを買う、着るべし。
3. 現地のサポーターと一緒にスタジアムの雰囲気を楽しむべし。

この極意を踏まえた上で我々の観戦記をご覧ください。

今回はミュンヘンとドルトモントでの2つの試合を観戦してきました。
チケットは事前にインターネットで購入しており、郵送されたチケットを持参していきました。
以前イタリアでの旅行の際にもサッカー観戦をしましたが、チケット購入の時間が間際すぎて宿泊のホテルに郵送してもらうことになり、ちゃんと届くのか不安な面があったので今回は早めにチケットを手配しました。

== FCバイエルンミュンヘン vs バイヤー・レーバークーゼン in ミュンヘン ==

サッカーの試合は夕方だったため、日中は、ミュンヘンから2時間ほど掛けてザルツブルグに行って来ました。
ミュンヘンからザルツブルグ行きの電車
音楽の町、モーツアルトが育った町ザルツブルグにあまり音楽に興味がない旅行者が降り立ちました。
でもここにもちゃんとした目的があるんです。

ザルツブルグ城が町のシンボル!!
観光バスにのり、市内を散策。
ザツルブルグ市内観光バス
ザツルブルグ城

Stiegl Brauwelt(スティーグル・ブロイヴェルト)ビール工場・・・・またか!!! と思われても仕方ないのですがザルツブルグで有名な観光地でもあるんです。
ザルツブルグの市内からバスに揺られること20分ほどの位置にあり、周りには何もない広大な風景のなか、いきなり登場するんです工場が!!
ビール工場

ここにはビール博物館やおみやげ屋さんもあり、Stiegl Brauweltの歴史を知ることもできます。
しかしそんなもの目もくれず、すぐさま奥のレストランへ直行します。
時間がなかったので・・・(すごく喉が渇いていたんです。)
ここでしか味わえないStieglのオリジナルのビールや、王道のstiegl-goldbrau-lagerなど約10種類ものドラフトビールがございます。
味の特徴としては、フルーティーな口当たりで非常に飲みやいんです。
その中でも気に入ったのはStiegl-weisse!!
ホワイトビール特有のまろやかさで、他のビールよりも一層フルーティーな味が楽しめるんです。

二人でほぼ全種類を制覇したころにはもう、ミュンヘンに戻らないといけない時間・・・・
折角ザルツブルグに行ったのに、音楽は? 町並みは? との声は無視していざサッカー観戦へ。

ザルツブルグを発つ前に名物のデザートのノッケルンも頂きました。
さー、いざ戦いの舞台へ!!

== FC バイエルン・ミュンヘン vs バイヤー・レーバークーゼン ==

前回観戦した際に作ったユニフォームに袖を通し、テンションが上がります。
ミュンヘン中央駅からアリアンツアリーナの最寄駅であるFrottmaning 駅まで約20分。
電車の中ではすでに、同じユニフォームを来た同志達がお酒交じりに騒いでいます。
ホームでの試合ですし、我々もバイエルンのユニフォームを着ていますので怖いお兄さんに絡まれることもなくアリーナに到着できました。

アリアンツアリーナは2006年 ドイツ・ワールドカップでの試合会場でもあり、UEFAチャンピオンズリーグの2011-12年決勝が行われた有名なスタジアムです。
収容人数は66000人、名前のアリアンツはドイツの保険会社の名前から取られています。
スタジアムの入り口では露店が並び、ビールやソーセージといった軽食が取れます。
入り口で買った飲み物はスタジアム内には持ち込めないので、一気に飲み干します。

実際スタジアム内でも飲食が可能ですが専用のICカードを使う必要があるんです。
カード自体の作成は無料で5ユーロからデポジット可能。
ただ売店は長蛇の列ということと、一度席に座ってしまうと、外にでるのにかなり時間が掛かります。
我々が購入したチケットは3階席で、かなり選手とは離れての観戦ですが、スタジアムの雰囲気を味わうには十分な場所でした。
試合もホームのバイエルンが勝利し外へ出るとすっかり夜に。
スタジアムがライトアップされ、今回はバイエルンミュンヘンのチームカラーの赤に彩られました。
ここを本拠地としているもう一つのチーム1860ミュンヘンの試合の場合には青くライトアップされるそうです。
この日の最後はやはりビールで乾杯です。
ミュンヘンビール

翌日は場所を変え、ドルトムントへ!!

前日のミュンヘンから宿泊先であるデュッセルドルフへ、インターシティー(電車)で約5時間の移動。
デュッセルドルフ駅に到着

デュッセルドルフには日系の企業も多く、日本からの直行便も運行しています。
デュッセルドルフに着いたらドルトムントへ再び電車で一時間も掛からずに到着。
ドルトムントに関しては工場都市のため、観光に適しているかというとそうではなく、ミュンヘン、フランクフルト、ベルリンなどの観光都市とは異なる静かな町並みです。
そのためインターネットなどでも調べても情報が少ないんです。
じゃなんでここにきたのか!!

サッカーファンでしたらわかると思います、そう香川選手を応援しに来たんです。
日本代表でも中心選手で、このドルトムントの地で2度の優勝に貢献しているスーパースターです。
彼の活躍を、現地の声援と共に観戦したい!!
その一心でドルトムントにやってきたわけです。

写真E ドルトムント中央駅からスタジアムへは電車でも行けます。

== ボルシア・ドルトムント vs ヘルタ・ベルリン in ドルトムント ==

ここでの観戦は初めてだったため、まずはユニフォームを買いにスタジアム脇にあるファンショップへ。
ユニフォームの他にも、マフラーや、タオル、雑貨まで販売しています。
お店に入るための入場制限もしていました。
やはりユニフォーム目当てのファンが多く、店内も混み合っており開場時間よりも余裕をもって現地入りしていないと何も買えないこともあります。
選手の名前が入ったユニフォームであれば、すぐに購入できるのですが、折角ですので名前や背番号を自由に選びました。
私は毎回「KING KAZU」12番。
Mサイズで作ってしまって、かなりパツパツな感じになってしまいました。
日本人のサポーターも多くいて、その名前でユニフォームつくったんですか? って話しかけられてしまいました。
選手が豆粒のように遠い座席でしたが、十分にスタジアムの雰囲気を味わうことができました。
試合にも勝利し気持ちよく帰路につきました。
ビール片手に歩いていると我々が日本人という事で、香川選手がいい活躍だねと現地サポーターからも声をかけられ、一緒に一杯飲むことに。
これもサッカー観戦の醍醐味ですね。
その後夕食前にはデュッセルドルフに戻ることができ、デュッセルドルフの散策開始です。
事前にお目当てのレストランを調べておくのも、旅行を計画する上で楽しい作業の一つです。
この日はデュッセルドルフのご当地ビール、琥珀色の「アルトビール」を頂きにウーリゲという有名なブラウハウス(醸造所兼ビアホール)に。
アルトビール

旅の目的を決めて、自由な旅行の計画をしましょうーー。

次回はヨーロッパ鉄道の旅 第二弾 ~ その五 ~ 最終回です。

スイスでの滞在記になります、ご期待下さい!

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