9/02/2016

ヨーロッパ鉄道の旅 第二弾 ~ その三 ~

前回紹介した2日目の続きです。1日目、2日目の様子はこちらをご覧ください。
1日目 ⇒ http://iacetravel.blogspot.com/2016/02/blog-post.html
2日目 ⇒ http://iacetravel.blogspot.com/2016_04_01_archive.html

オーストリアの首都、ウィーンを朝出発し、チェコ共和国の首都、プラハまで約4時間の電車の旅。
4時間もあるので事前に念のため座席指定しおいたら、案の定ほぼ満席。
しかも、我々の予約席に誰か座っているではないか。
すかさず、「ここは我々の席だから、はい、どいてどいて」と立ち退きをお願いした。
ヨーロッパの鉄道は基本レールパスを持っていても座席指定は別途指定料金を払わなければいけないのだが、複数人数で長距離列車に乗車する場合は事前に指定しておいた方がよろしいでしょう。

無事プラハに到着。
駅近くのホテルにまずチェックインし、今回の旅のメインである「黄金の虎」に向かう。
この「黄金の虎」とは知る人ぞ知る世界一美味しいビールを提供してくれるお店である。
基本夕方以降は毎日常連さんで予約済みのため、チャンスは開店時の15時から夕方まで。
ゆとりを持って15分前に行くとまだ誰もいなかったのですが、5分前からどんどん観光客が並び始める。
15時きっかりに店員さんが出てきて、皆空いている席に座り始める。
我々が座った席は案の定、18時からは予約済みだった。
最終的には満席となったので当然相席。
お店のオヤジがひたすらビールを注ぎ始める。
待つこと10分、「ビール下さい」とはオーダーしなくても無言で「さあ、飲め」といわんばかりにビールが置かれる。
ちょうどこの日が真夏日だったのと最高に美味しいビールで至福の時を迎える。
泡がクリーミーでこれが美味さの秘訣かもしない。
グラスが空くと、「さあ、おかわりだ」とまたまた無言でビールが置かれる。
ビールは1杯200円弱。
ビールの注文を止めるにはコースターをジョッキの上に置くのを忘れないこと。
小腹が空いたので、メニューにあったタルタル肉をオーダー。
オーダーが出てきた時、「え、かなり生肉だけど大丈夫?」と思ったのですが、これを混ぜてパンの上に乗せて食べるとこれがまたビールに合うんです。
チェコ版ユッケといった感じです。
その後も飲み続け2リットル飲んだ時点で夜もあるので、ひとまず休憩しにホテルに戻る。

休憩が終了した後は、川沿を散歩に出かける。
カレル橋周辺は観光客だらけである。
そこでふと丘の上のお城に目が行き、行ってみようという事になり意気揚々と出発。
ところが、ひたすら続く階段に車社会で慣れた体が悲鳴を上げ始める。
しかも暑いし、まだ酔は完全に覚めてないのでやや脱水状態に。
やっとの思いでお城(世界遺産、プラハ城)に到着。
外観はお城というより教会でした。
それより、体は「水、水」と欲しているのですが、お城周辺には水が売ってなく頑張って下山。
ようやく、おみやげ屋さんで水が買えホッとしたところに目に入ってきたのが、水とビールの料金。
水より同サイズのビールの方が安い!
この噂がきっかけで今回の旅が始まっだけに、値段を目の当たりにしてちょっと感動。

ちなみにライトアップされたお城は上で見るより橋から見る方が綺麗な気がした。
夜の散策が終了し、またのどが乾いたので飲みに出掛ける。
お約束のフーターズはこれで9カ国目。
世界制覇に一歩近づく。
次の日はプラハ市内観光。
広場にある時計台の時計は特定の時間になると動き出します。
屋台でトゥルデルニークという筒状のお菓子を買う。
外はサクサクで中はふわふわで一口目は美味しかったのですが、砂糖がまぶしてある上に、内側にチョコを塗ってもらったので甘すぎて全部は無理でした。
2日前はウィーンでシェーンブルン宮殿の丘登り、昨夜はプラハ城の階段登りで足がクタクタなのでこの日はバスで観光。
そして、最後もビールで締める。
グラスを見てもらえればわかりますが、このビールはBudweiserなんです。
ただ、名前が一緒なだけで味はこちらの方がはるかに美味しいです。
ブドヴァイゼルと読み、こちらが本家本元だそうです。

そして、巨大な豚ヒザ肉をがっつく。 
塩味がきいててこちらもいい感じにビールがすすみます。
夕方になりプラハ駅に戻り、次の目的地ミュンヘンに向かうためほろ酔いのまま出発。

その四につづく。


☆ ウェブサイトのご案内
* U Zlateho Tygra(黄金の虎)
http://www.uzlatehotygra.cz/en/

* プラハ城
https://www.hrad.cz/en/prague-castle-for-visitors

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