2/12/2016

ヨーロッパ鉄道の旅 第二弾 ~ その一 ~

一昨年に続き、またまたヨーロッパに鉄道とビールの旅に行って参りました。
今回訪れた国はドイツ、オーストリア、チェコ、スイスの4カ国。


旅行は計画を立てている時が一番楽しいですね。
何をメインの旅にするのか、どこを訪れるのか、食事はどうしようか、どのホテルに泊まろうか色々と考えているとそれだけでわくわくしてきますね。
我々は一昨年の旅が終わった後、ビールってどこの国の人が消費量多いんだろうねと旅友と話題になって調査したところ、個人あたり年間消費量が
一位、チェコ
二位、オーストリア
三位、ドイツ
という結果が。
その勢いでこれは次回に行くっきゃない”となり、10ヶ月先の旅行が決まりました。
10ヶ月もあったので、綿密な旅程を立てましたよー。


今回は事前にユーレイルパスのグローバルパスファーストクラスを購入し、長距離区間の移動は事前に座席指定をしておいた。
この座席指定は有料なのだが、座席がばらばらになる心配や空いている座席を探す面倒さもなく、事前に予定した電車には必ず座れるという安心がある。


またヨーロッパ用ACアダプターを持参。
携帯電話・デジカメと何かと充電が必要ですが、ヨーロッパは日本やアメリカとはコンセントの規格が異なるCタイプ)ためこれは必需品です。
電圧も日本の倍以上の230Vですので、日、米の電化製品を使うには変圧器が必要です。
携帯やデジカメの充電器は230Vにも対応しているものもありますので確認してみてください。
ホテルによってはフロントで貸してくれるところもありますが、全て貸出中ということも最悪あり得ます。
裏技でテレビのUSBに差し込んで充電という方法もありますが、事前に用意しておいた方がいいでしょう。
また、携帯の予備バッテリーを持参すればなおベターです。
いずれもアマゾン、ebay等で購入できます。


現金は、アメリカを出る前にユーロを用意。
基本、ヨーロッパはアメリカ同様クレジットカードが使えるところが多いですが、現金が必要なケースもあります。
ただ、ヨーロッパで換金するとレートが悪い上に換金所の手数料まで取られます。
旅行前にアメリカの銀行にお願いすると、用意するのに日数はかかりますがこちらの方がレートがいいです。



携帯電話のヨーロッパ用SIMを事前に用意。
これは日本に行く際と同様、携帯電話そのものがSIMフリー(キャリア契約なし)である事が必要。
基本、WI-FIが使えればいいが、道中の地図、ナビ、辞書が使えれば旅行そのものがかなりスムーズである。
今回はアマゾンで事前購入。


いよいよ、旅行開始です。
今回も旅友とは現地集合です。
今回の集合場所はドイツ、フランクフルト。
フライトはルフトハンザにて。
早速ドイツビールと機内食夕食を頂く。メインはチキンを選択
機内食朝食は朝からボリューム一杯でした。
フランクフルト空港到着。入国審査を済ませ、駅の窓口にてユーレイルパスを有効にしてもらう。
旅友の到着までは約4時間あるため、それまではソロでビュルツブルクまで鉄道の旅に出かけました。
フランクフルト空港駅からビュルツブルグ駅まではICE(ドイツ版新幹線)で東へ片道1時間。
駅の売店で購入したフランクフルトビールを飲みながらしばしくつろぐ。(そうそう、旅行には栓抜きも忘れずに)
ビュルツブルク駅到着後は、世界遺産のレジデンツに向かう。
ビュルツブルクはメルヘン街道の起点の街でもある。
レジデンツは大司教の宮殿で南ドイツで最も美しいバロック建築といわれており、天井には世界最大のフレスコ画で装飾されている
ただ、今回は時間の関係で中には入らず、庭園を散歩した。
庭園も世界遺産でありきちんと手入れがされており、綺麗でした。
また、ところどころ面白い彫刻もありました。
ビュルツブルく駅へ戻る途中、酔っぱらいにからまれながらも、早足でかわしフランクフルト空港行きのICEに乗車する。(駅構内までついてくる勢いだったのでちょっと冷や汗)
旅友のフランクフルト空港着に合わせて、私もフランクフルト空港に戻る。


無事再会し、旅友も駅の窓口にてユーレイルパスを有効にしてもらう。
その日の宿泊はケルンのため、フランクフルト空港からICEで北へ片道一時間の移動。


ケルン到着。ホテルはWYNDHAM KOELN
ホテルそのものはまあまあといった感じですが、立地が駅そばなので寝るだけなら最高。


今回、ケルンを訪れたのは目的は観光ではなく、ケルシュビール。
早速駅前のレストランに繰り出す。
ケルシュビールは飲みやすく、小さいグラスで出される(小さなグラスにする事でビールを常に新鮮な状態で飲んで欲しいためだそうです)ため、わんこそば状態でグイグイいけます。
ウェイターが店の中を巡回しており、ストップをかけない限りどんどん新しいグラスを持ってきます。(グラスの上にコースターを乗せるのがストップサインになります。)


店から一歩たらケルン大聖堂。ライトアップされていて凄いの一言でした。
ケルシュビールも醸造所がいくつかあり、二軒目にはしご。
二軒目は、食事もオーダー。ドイツといえば定番ソーセージ。そして、ケルン郷土料理の煮込み。煮込みは酸味が効きすぎて酸っぱいので微妙ではあった。
川沿いにはテラスの飲み屋がずらっと軒を並べてます。
初日からたらふく飲んでご機嫌状態でケルン大聖堂を見ながらホテルに戻る。
翌日は、ウィーンに向けて早朝発なので、早めに就寝し旅の疲れを取る。
次はウィーン編です。 

続く。

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