2/22/2011


昨年11月にリニューアルオープンしたボストン美術館に行ってきました!
ボストン美術館はいわずと知れた、NYのメトロポリタン美術館、シカゴ美術館と共に
アメリカ3大美術館の1つです。

さらに、地下を含めて4フロア、53ものギャラリーを有するアメリカ美術ウィングが
新たにオープンし、ますます世界中の注目を集める美術館です。

今回は気合の入ったボストン支店スタッフ3人で、ボストン美術館の見所を
4時間かけて駆け足で押さえてきました。

まずはコレクションの中でも人気のヨーロッパ美術から見学。
印象派のギャラリーではルノアール、モネ、ゴッホを中心とする名画が所狭しとならんでいます。
特に、「ブージヴァルの踊り」(ルノアール)、「日本娘」(モネ)、ゴーギャンの遺作
「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」などの大作は圧巻です。

他にもヨーロッパギャラリーにはミレーやレンブラントなど、ここだけで半日かかるような充実ぶり。
私たちが訪れたときには「ミレーと田舎フランスの風景」という特別展が開催中で、
もちろん代表作「種蒔く人」も展示されていました。

そしてボストン美術館自慢の日本美術のギャラリーへ。
日本美術コレクションの豊富さは特に有名で、国宝級の展示物がずらり。
これらは19世紀後期~20世紀初期に当時の日本美術コレクターや
当時在職していた岡倉天心によって集められたそうです。

浮世絵は「浮世絵からみる日本の四季」をテーマとして北斎や歌麿などが展示されていました。
浮世絵は、約3~6ヶ月毎に作品が入れ替わります。
毎回テーマがあり、今回は日本の四季にスポットをあてています。
特に北斎の作品展示は数が少ないので、今回の展示は大変貴重です!


さて、ここからいよいよ新館アメリカ美術ウィングです。
(新館と旧館との間のカフェテリア、これもまたアートです!)
新館は5000を超える世界最大のアメリカ美術ギャラリーで、
南北アメリカ合わせて古代アメリカから近代アメリカの美術品が鑑賞できます。

まずは地下の海洋美術は、当時の海賊船の模型や当時の絵画などが展示されています。
当時の生活様式なども覗き見ることができて、わくわくします。
展示も自分で引き出しを引っ張って鑑賞できたり、色々工夫されています。

1階はアメリカウイングでもハイライトとなる18~19世紀美術。
コープリーの代表作「ワトソンとサメ」、「ポールリビアの肖像」など
アメリカ美術の骨頂をみることができます。

展示は当時の絵画が飾られていた様子を、同じ時代の家具や装飾品などを展示しながら、
再現していて当時の優雅な上流階級の暮らしをもみることができます。
現代の私たちがみてもあこがれてしまうような、そんな優雅な雰囲気です。

2階はサージェントを中心として展示しています。
旧館の円形広間や市内にあるボストン公共図書館の天井画も彼の作品で、
ボストンとは深いつながりのある画家です。私が特に個人的に気に入ったのは
「エドワード・ボイトの娘たち」で、しばらく絵に引き込まれて動くことができませんでした。
他にも当時のボストンの風景のかかれたアメリカ印象派の作品など、
興味深い絵がたくさんありました。

最後、3階は現代美術。
私の大好きなノーマン・ロックウェルもありました。
今年の夏には是非マサチューセッツ州ストックブリッジにあるロックウェル美術館に
足を運んでみようと思います!他にもエドワード・ホッパー、それから日本人女性からも
大人気のジョージア・オキーフと、現代美術もボストン美術館のコレクションの
幅広さには驚きました。

この日は4時間で駆け足でぐるりと周ったのですが、それでも3人でへとへとでした。
やっぱり今度は日にちを分けて、ゆっくりと周りたいと思いました。
気軽に最高の美術に出会えるのも、ボストンならではです。
休日の午後、心ゆくまで芸術に触れ合うと、心が洗われたような気持ちです。
こういうストレス発散、リフレッシュっていうのもいいものですね。

もちろん、美術館内を歩き回って、喉がからからになった後の
地ビール・サミュエルアダムスも最高!花も団子もたっぷり味わった日曜日でした。

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ボストンで是非お待ちしています!


ボストン支店 CT

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