3/27/2015

ニューヨーク名物 イエローキャブ

皆さんこんにちは!
今回はニューヨークの小ネタをちょっとだけ。

ニューヨークの名物でもあるイエローキャブですが、最近似た色のパステル色の黄緑色キャブを見かけるようになりました。

ニューヨークに観光で来られたお客様もマンハッタンの中で見かける事になるかもしれません。
この黄緑タクシー、私は当初空港で悪徳商法をしているキャブなのかと思っていたのですが、実は、公認タクシーでNY Boro Taxiとなり、マンハッタン以外のNYC地区(クイーンズ、ブロンクス、ブルックリン等)専用のタクシーだったのです。

この黄緑タクシーですが、基本的にお客を拾えるのは、マンハッタン以外、となります。お値段は通常のイエローキャブと同じレート。
これは元々、マンハッタン以外の地区の利便性と、白タク(商業登録はしているが、違法行為が多かったタクシー)の取り締まり重点を置いたものだそうです。

一昔前のマンハッタンのイエローキャブは大体の車種が決まってるのですが、黄緑タクシーは車両登録しているものをBoroTaxiに登録をすることになるので、いろんな車種を見かけることになります。
先日は、屋根に電光がついているキャデラックやリンカーン、ベンツの黄緑タクシーをみかけました。(笑)

この車種についてもう1つ。

マンハッタンのキャブは一昔前は、先ほど言った通り大体同じで、警察車両と同じFordのCrownVictoriaでした。
しかし、近年は環境対策の一環ということで、新車登録するイエローキャブは駆動系にハイブリッドシステムをつんでいないと登録できないようです(車種は限定なし)。

さらにさらに、
数年前に日産(日本の自動車会社)が最新車両のNYCの公認契約を取ったということで、一時期からはマンハッタン内のすべてのイエローキャブがその車両のなる予定との報道があったのですが、他業者からのクレームなどもあり頓挫。
現在は新登録車両のうちの1つとなることになりました。


この日産の車両(写真)、見た目はかっこ悪いのですが、実際乗ってみると、車内も広く、ワゴン系なので、シートの後ろにスーツケースも置けるスペースもあり、さらに、ドライバーとの会話は完全にマイク・スピーカーを通してでしたので、会話しやすかったです。
良い意味でうわっ!?(笑)と思ったのは、サンルーフがついていました。
もちろんある程度の遮光処理をしているので、窓ガラスから見る風景とは違いますが、より、気持ちよく乗れる装備でした。

ニューヨークにてタクシーを拾う際、ぜひぜひ、試してみてください。

ここで1つクイズ。
Q:BoroTaxiはなぜ黄緑色か皆さんわかりますか?
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A:NYのビックアップルにちなみ、青りんごの色、ということのようです。
・・・真っ赤にはしなかったんですね。(笑

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