11/07/2011

シアトルのルーツを訪れる旅 ティリカム・ビレッジツアー


スターバックスやマイクロソフトをはじめとする大企業の存在や、大リーガーイチロー選手の活躍のおかげで、今や世界に名を知られる有名都市の仲間入りを果たしたシアトルですが、そもそも「シアトル」の名前の由来ってご存知でしょうか?
実はこの「シアトル」という名前はこの地に先住したインディアン部族、「スクアミシュ族」の酋長(Chief Seattle)から来ています。
そして、そのネイティブ・アメリカンの暮らし・習慣・文化を今に伝えるために設立されたのが今回ご紹介するティリカムビレッジです。 
ティリカムビレッジはシアトルから船で45分ほどのブレイクアイランドに位置し、シアトルウォーターフロントにあるピア55からほぼ毎日ツアークルーズが出航しています。
こちらはツアーを主催するアーゴシークルーズの船舶。









出航はピア55から。 いざ、シアトルのルーツをたどる神秘の旅へLet’s Go








ブレイクアイランドに到着するまでのプチクルーズでは潮風に吹かれながら美しいシアトルダウンタウンのスカイラインが楽しめます。








天気がよく、空が澄みきっている日は遠方にマウントレーニアや、オリンピック山脈のパノラマビューなんかも眺めることが出来ます。

さて、そうこうしているうちに、見えてきました。聖地ティリカムビレッジ!なんだか秘密基地みたいでわくわく。









島に上陸すると、まずは熱々のクラム・スープでお出迎え。クルーズで少し冷えた身体にうれしいおもてなしです。あさりのお出汁がよく効いてます。







そのあとは大きな会場に案内され、伝統的製法で作られたサーモンディナーを堪能しながらネイティブ・アメリカンの信仰、伝統文化などを表現したダンスを鑑賞します。
伝統的製法で調理されるサーモン。この地域で取れるキングサーモンは海洋インディアンの大切な食糧でした。








食事は、ビュッフェ形式で、先ほど焼いたばかりのサーモン、ワイルド・ライス入りピラフ、サラダ、レッド・ポテト、ダーク・ブレッドなど様々な料理が用意されます。








自然や先祖を敬った力強く神秘的な仮面ダンスのショー。舞台や衣装に施された装飾も美しく見ごたえがあります。
 















ショーの後は、復路の乗船まで約1時間の自由時間ですお土産を探したり、島のトレイルを散策してみたりと、皆それぞれ思い思いの時間を過ごします。
ティリカムビレッジではネイティブ・アメリカンのアクセサリー、ドリームキャッチャー、生活雑貨や木彫り工芸品などが売られているギフト・ギャラリー併設されており、ショッピングやアート鑑賞も楽しめます。 
私は建物の外にでて、腹ごなしに島のトレイルを散歩してみました。自然豊かなブレイクアイランドにたたずむトーテムポールを望みながら、そこに紡がれた物語想像を膨らませていると、不思議と心が安らぎ、自然と共にあったネイティブ・アメリカンの生活を感じることが出来ました…。
シアトル支店ではティリカム・ビレッジのツアークルーズの手配ももちろん承っておりますので、ネイティブアメリカンの文化を体験してみたいと思った際は是非お知らせ下さい。
シアトル支店 TC



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