12/21/2012

南国ハワイのマラソン大会 ~JALホノルルマラソン~

先日、12月9日(日)にハワイ州オアフ島のホノルルにてJALホノルルマラソンが行なわれたので参加してきました。今年の大会は40周年の記念大会でもあり、多くの参加者で賑わいました。今年は更に11月に予定されていたニューヨークマラソンがハリケーンでキャンセルになった為、その代わりにホノルルマラソンに参加した人も多く、今回の参加者数は31,083人(うち日本人は16,283人)となり、昨年の22,615人(日本人は12,360人)を大きく上回りました。参加者数が3万人を越えたのは10年ぶりで、同大会40年の歴史でも3番目に多い人数を集めた大会にもなりました。

個人的にはホノルルマラソンには4年連続での出場となりました。今年はこれまでと比べて明らかに練習が不足していた為に、最初から楽しんで走り、ゴールを目指す事にしました。

私がホノルルに到着したのは大会の4日前(水曜日)でした。到着時は曇り空から時折雨も降って来ましたが、木曜日以降は快晴に恵まれ、これぞ "常夏のハワイ” といった天候が続きました。

今回の大会に向けてホノルルマラソンツアーを企画、作成もしていたのですが、今年でツアー作成は3年目になりました。木、金曜日はホノルル空港にて日本からのお客様を出迎えホテルへお連れし、荷物を預けた後は大会参加者専用のトロリーにてコンベンションセンターへゼッケンを受取りに移動。

大会参加者用のトロリーにてコンベンションセンターへ

ゼッケン受け取り会場

ゼッケンを受け取ったら中身をチェック


ゼッケンを受取った後は、コンベンションセンター内にマラソン関連商品を取り扱う業者がブースを設置しているのでそれらのブースを見て周ります。今回IACEのマラソンツアーに協力してくださったファイテンUSA社のブースでは、シドニーオリンピックで金メダルを獲った高橋尚子さん(Qちゃん)と女性芸能人でのフルマラソン最高タイム(3時間13分)を持つ西谷綾子さんからの『本番直前アドバイス』を行なうということでしたので聞いて来ました。

Qちゃんと西谷さんの直前アドバイス


Qちゃんが現役の頃、マラソン前日の夕食はうどんにモチをいれ、それをおかずに白いご飯を食べていたそうです。マラソンに完走する為の持久力を高める為に、本番の数日前から炭水化物を多量に摂取する必要がある為です。アルコールは控えめにしないとお腹の中で分解する為に多量の水分が消費されるので脱水症状や脚の痙攣などに繋がるそうです。その他にもマラソン前半、中盤、後半の走り方、坂道の走り方など大切なポイントを教えてもらい、気持ち的にも少し楽に、そして速く走れるようになった気もしました。

本番2日前の夕方にツアー参加者の皆さんとゴールのゲートにて


いよいよマラソン当日ですが、当日は午前1時半に起床。シャワーを浴びて朝食を食べた後、ホテルのロビーでツアーのお客様と集合し、シャトルバスに乗りスタート地点に向かいます。午前5時、まだ真っ暗な夜空に打ち上げ花火の大輪が広がりスタートです。スタートして少し走ると先々週のこのブログでも案内されていた"ホノルル・ハレ"のイルミネーションが目に飛び込んで来ます。立ち止まって記念撮影をする人も沢山いました。

スタート直前の様子

スタートから2時間程して綺麗な朝日が見れました


今年はコース沿道からの応援に支えられた気がしました。手作りの応援ボードにメッセージを書いて応援する人がとても多く、前に進む力をもらいました。日系人が多いハワイですので『頑張れ、頑張れ!』と日本語の応援も耳に飛び込んできます。フルーツやお菓子を配っている人も居て、応援する人達もマラソン大会を楽しんでいる様子でした。

沿道からは日本語の応援も

約27km地点の辺り。眺めの良い橋の上でストレッチする人が沢山いました。


後半は脚の痛みで思うように走れず何度も歩いてしまいましたが、最後の2kmは残った力を振り絞り全力で走りきってゴール!自身7度目のフルマラソンのゴールですが、この喜びは何度味わっても他の何にも代えられない喜びや感動があります。また、ホノルルマラソンはコース沿道の景色が綺麗で、ゴール地点の公園の雰囲気も疲れた身体を癒してくれます。

ゴールまであと5kmで帰りのダイアモンドヘッドの上り坂が始まる

坂を上りきると下り坂が約1km続き、左手には綺麗な海が見れます

ゴールまであと少し

ゴール後にはシャワーを浴びてリフレッシュ


マラソンツアーの参加者も全員無事に完走されました。マラソンの翌日、翌々日には参加者の皆さまを空港まで送り届けましたが、マラソンというイベントに一緒に参加し、その辛さや感動を共有出来た事もあり、お見送りをする際には名残惜しい気持ちで一杯でした。

これからも感動で一杯のツアーを作り続けていければと思います。

予約センターYM

カイマナビーチからの夕日


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