10/31/2019

富士山登頂

今回は夏に日本へ一時帰国した際の旅行日記を書きたいと思います!
帰国中の1番の目的は、THE 観光客らしいことをすること。
3年ぶりの一時帰国でしたので、気分はすっかり観光客♪
東京、大阪、京都、、、そして一度はやりたかった富士山登頂!
大大大満足の2週間となりました。

それでは、富士山登頂について書きますので、お付き合いくださいませ~

御殿場に前泊。生憎台風が近づいていることがわかっていましたが、登りたい!という思いが強く、なるべくお天気情報が耳に入らないようにしながら旅館での時間を楽しみました。
当日。 土砂降り!!朝ごはんを食べながら、登るのは無理かもしれない、でも諦められない!と自分の心の声と葛藤しました。出した答えは、「行ってだめだったら諦める。」そうでなかったら納得がいかなかったのです。
私達3人は富士宮ルートを登りました。4つのルートの中でも1番山頂までの距離が短いですが、その分急に高度を上げてしまうため高山病のリスクが高いです。マイカー規制をしていて、駐車場から5合目まではシャトルバスを使います。この時には小雨になっていました!標高2400Mから張り切って歩きはじめました。目の前にはずー-っと続く坂道。





ひたすら登っていくと、晴れてきたではありませんか!またしばらく歩くと快晴!申し分ない登山日和。登山道を振り返ると、駿河湾が見えました。きれいな景色でエネルギーチャージをしながら登っていきます。外国人観光客の方も何組もいらっしゃり、「コンニチワー」と声をかけてくれます。山頂から降りてくる人に応援されながら、なんとか8合目まで。




この頃には足は棒のようになり、空気も薄くて5歩歩いては深呼吸をしなくてはならず、心が折れそうです。そして、父の体力がハンパないということがわかり、どんどん置いていかれる(涙) 父は学生のころから山男?で、既に登頂経験がありました。次の山小屋まで30分くらいと言われ歩きますが、私は45分くらいかかり、山頂まで行けないんじゃないかと不安と焦りを抑えながら、頂上だけを目指して登っていきます。



多くの方は8合目くらいで仮眠を取って翌日山頂でご来光を拝みますが、私達は台風が近づいていたので、1日で登って下りてこなくてはいけませんでした。

9合目から頂上はもう這いつくばるよう。かなりきつかったです。風が強くなり気温も低く、スキージャケットを着ました。地上は記録的酷暑と言われているのが嘘みたいです。
がむしゃらに歩を進め、なんとか頂上にたどりつきました!!!!!!



頂上には絶景が待っていました。そして思わず自分の口から出た信じがたい一言「もう1回登りたい。」えーーーーこんなに大変だったのに?!それでももう一度登りたいと思えたのです。




山頂に神社がありますが、本当の頂上は剣ヶ峰。そこまで急斜面を登っていきます。この石碑が証明です!



時刻は既に午後4時。日が暮れる前に下山しなければならなかったので、長居はせずに登ってきた道を戻り始めました。なんとなんと、下りるほうがキツイ!!!
ずっと下り坂なので、つま先へのダメージを防ぐために頂上で靴下を二重にしました。
道中ずっと頭の中で「2足歩行はもう無理!転がり下りたい!」と思いながらも日が傾いてきているのに焦りながら下山。途中で綺麗な三角形の富士山の影を見ることができました。


最後の1時間はiPhoneの懐中電灯で足元を照らしながら歩く始末。(これは完全に準備不足ですので、マネされないように。)なんとか、駐車場に戻るその日最後のシャトルバスに間に合いました。
私達の場合は山小屋で仮眠をしなかったので、往路5時間半、復路3時間半ずっと歩きっぱなしでしたが、幸運にも天気に恵まれ、高山病を発症することもなく、チャレンジして本当に良かったなと思っています。次の日のお天気は荒れていたようなのでラッキーでした。また、富士山は私達が登った週の週末には閉山したので、ギリギリ今回の一時帰国に組み込むことができました。
辛かったことを多く書いてしまったブログになりましたが、ゆっくりゆっくり登っていけば皆さんでも大丈夫です!(老若男女たくさんの方が登っていましたよ。)日本人として一度は登りたいと思っていたので、Bucket Listの1つを達成です!次の日は今までに経験したことのない筋肉痛になったことは言うまでもなく、、ただその痛みも気持ち良いと思えるくらいの達成感がありました。
※ちなみに、父は楽勝だったそうです。若い頃富士山に登ったときはマウンテンバイクと23KGくらいの荷物を担いで登ったから、、とのこと。クレイジー!

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