10/30/2014

世界遺産の島、屋久島でトレッキングをしてきました!

屋久島は鹿児島の南に位置し、鹿児島から飛行機、フェリーなど
様々なアクセスの方法があります。
私は地元の神戸から2泊3日クルーズの旅で行って参りました。

いざ出発!
明石海峡大橋の下をくぐり、船からは瀬戸内海の美しい島々の景色を楽しめました。
船首から眺める夕日もきれいでした!




翌朝、屋久島に到着。
屋久島で有名なスポットといえば、もののけ姫の舞台となった白谷雲水峡縄文杉でしょう。

今回は屋久島での滞在が1日しかなかったため、
白谷雲水峡のトレッキングのみのコースにしました。
白谷雲水峡は入口から往復約5時間で、初心者の方におすすめです。
ちなみに縄文杉へは往復10時間かかるので、行きたい方はもう1日滞在が必要でしょう。


登山道入口では早速美しい渓流がお出迎え。


ガイドさんに付いて、トレッキングスタートです!


屋久島は日本一の年間降水量を誇り、あたり一面苔だらけです。
この苔まみれの景色が神秘的でなんとも美しいですね。
こんな感じで足元は滑りやすいので、
スニーカーではなくきちんとしたトレッキングシューズの準備が必要です。



また、先ほど申し上げたように年間雨量日本一の屋久島ですから、雨具の準備も必須です!
景色を楽しみながら進んでいくと、運よく野生のヤクシカに出会うことができました。


ヤクシカはニホンジカの一種だそうですが、
一般的なものよりも一回り小さく、おとなしい性格だそうです。
ヤクシカは名前の通り、屋久島にしか生息していません。
運が良ければトレッキング中に出くわすことができます。

今回縄文杉に行くことはできませんでしたが、
トレッキング中に20m級の屋久杉は幾つも見ることができました。



そうして歩いているうちについに白谷雲水峡に到着!

たしかにもののけ姫のこだまが出てきそうな雰囲気でした。
観光地なのにこんなに美しく保たれているのは素晴らしいですね。




ここで折り返して港に戻り、帰路に就きました。

あっという間の半日トレッキングでしたが、
マイナスイオンをたっぷり浴びて、自然のパワーを全身で感じることができました!
次回は別のアクセス方法で現地滞在、
そして縄文杉までトレッキングに挑戦したいと思います!

10/24/2014

江戸情緒あるれる「男はつらいよ」の舞台、柴又を訪ねる旅

映画「男はつらいよ」の主人公、車寅次郎ことフウテンの寅さんは年中旅暮らし、
まさに旅の達人です。
そんな寅さんの故郷、東京葛飾柴又に久しぶりに行ってきました。


日暮里駅から京成電鉄乗り、「お花茶屋」、「堀切菖蒲園」、「千住大橋」と
なんとも懐かしい響きの駅を通ります。
高砂駅で京成金町線に乗り換え一駅で柴又です。



柴又駅では寅さんが出迎えてくれます。
前回ここに来たときは、寅さん像はまだ無かったと記憶してます。
「さくら、止めるなよ」というあの懐かしい声が聞こえてきます。




駅からすぐ帝釈天の参道です。
お団子屋、食事処、お漬物屋等が立ち並び、
江戸前気質で日々商売を営んでおります。
多くのマドンナ達が寅さんに会うためにこの参道を通りました。
さくらがよく自転車に乗ってとらやの手伝いに来てました。





参道を抜けると日蓮宗のお寺、帝釈天題経寺です。
映画では住職は親しみを込めて御前様と呼ばれてました。
寅さんの事で困ったことがあると、御前様に相談するシーンが多くありました。




「今こうして江戸川の土手に立って生まれ故郷を眺めておりますと、
なにやらこの胸の奥がぽっぽと火照ってくるような気がします。」
この台詞で「男はつらいよ」はスタートしました。
花も嵐も寅次郎で、沢田研二と田中裕子の会話を思い出しました。



こちらも10年前はまだ無かったと思います。
寅さん記念館には映画で使われたセットだけでなく、
タコ社長の経営する朝日印刷所が再現されていたり
寅さんファンにはたまらないスポットです。



最後にこちらは私の故郷の商店街、谷中銀座です。
日暮里駅西口から数分、NHKの連続テレビ小説「ひまわり」の舞台になりました。
夕方5時頃成田空港に到着しますので、ここを通るのはいつも6時頃。
夕食のお買い物や帰宅途中の人たちでいつも賑わっております。
日本に居る頃はちっとも思いませんでしたが、
アメリカに住むようになり15年、江戸川を眺める寅さんと同じような気持ちが
少しずつ生まれるようになりました。

人は新宿や渋谷に集まりがちですが、
上野周辺には下町気質で江戸情緒溢れる場所がたくさんあります。
東京で働いている頃、日暮里駅までは千駄木の路地裏を通ってましたが、
見ず知らずのお婆さんに「おはようございます」と
深々と挨拶されていた事を思い出します。
そんな古き良き東京にも是非足をお運び下さい。

10/17/2014

ヨーロッパ鉄道の旅(パリ編)

この度、9月にヨーロッパへ鉄道の旅に行って参りました。

行き先はフランス・ベルギー・イタリア・ドイツの4カ国。
事前にユーレイルパス・セレクト4カ国パスを購入(上記の国の組み合わせが可)。
奮発してファーストクラスにしました。

* 本題に入る前に航空券のご紹介
今回は事前に東京に入る必要があったため、
・ ロサンゼルス→東京
・ 東京→パリ(シンガポール経由)
・ フランクフルト→ロサンゼルス(ニューヨーク経由)
という世界一周をしてきました。

世界一周だからめっちゃ高いかと思い込みですが、上記で約USD1800
しかも、これだけ飛ぶのだからマイレージを100%欲しいので、
最安値ではなくマイレージが100%適用になる下から3番目の料金枠を選択でこの値段。
航空会社は常にサービス満足度ランキング上位の
シンガポール航空(ニューヨーク→ロサンゼルスは提携があるバージンアメリカ)。
機内のビールはもちろんタイガービール。

本題に戻ります。
シンガポールが深夜発パリ(シャルル・ドゴール空港)到着が早朝だったもので、
出発前にシンガポール空港で食事を済ませおなかも一杯になったところで、
機内では席に着くなり熟睡。
これが功を奏し時差ぼけ対策になりました。

さて、無事パリ(シャルル・ドゴール空港)に到着。
寒い…。9月ですがもうパリは秋初旬で東京、
シンガポール同様の軽装だと厳しいです。
空港では無料のWi-Fiを使えたので、別経路で到着した友人と連絡を取り合い、
ターミナル2にある鉄道駅の窓口前で合流しました。
(到着はターミナル1だったのですが、モノレールでターミナル2に移動)

早速、窓口でユーレイルパスを有効にしてもらいました。
ところが、空港から市内までは国鉄ではないため、
ユーレイルパスでは行けないとの事でした。
(事前に調べたところ、空港から北駅までは適用可との事でしたが、ダメらしいです。
ちなみにパリ市内の電車・地下鉄は乗り越し精算という概念はないそうです。)
仕方なく、北駅までの切符(EUR9.75)とZONE 1,2の1日券(EUR6.80)を購入しました。


空港から宿泊先のモンパルナスエリアに移動。
途中一度路線の乗り換えがあったのですが、3路線も交わっているいる駅にも関わらず
なんとエレベーター、エスカレーターがありません。
大きいスーツケースを抱えて階段を上り下りするのはかなり不便です…。
パリはいいイメージでは歴史があり華やかですが、逆に設備は古いままとも言えます。
便利さでいうと、宿泊先を北駅周辺で取っておいた方がいいかもしれません。


ホテルに到着ましたが、まだチェックインの時間には早い様で荷物を預け、
モンパルナス通りを散歩。
ひとまず、カフェでビールを一杯。
パリのカフェはカフェオレもあればビールもおいています。
また、カフェでは大体Wi-Fiが入っており、店員さんに聞けばパスワードを教えてくれます。


さらに、ヨーロッパは喫煙天国です(嫌煙家の方には苦痛ですが)。
カフェのテラスではガンガン吸ってますし、歩きたばこは普通です。
しかも喫煙者が多いです。


カフェのWi-Fiで観光バスを検索し、最寄のバス停に移動。
ちょうどランチ時だったので、いつバスが来ても飛び乗れる様に
バス停の横のレストランでランチ。
(たまたま、そこがイタリアンだったのですが後々の苦悩につながることに…。)
前菜・パスタorピザ・デザートのコースを1つずつオーダー。

食事も終わり、バスが来たので2階建ての観光バスツアーに参加。
現金がなくてもクレジットカードが使えます。(EUR32.00)
ヨーロッパ自体クレジットカードが使えるところが多く、
ユーロに現金化するより為替レートがいいので、
あやしいお店以外はクレジットカードをお使いになる事をおすすめします。

2階建て市内バスツアーはルーブル美術館・凱旋門・エッフェル塔等といった
主要観光スポットを巡回するツアーで、
その日中であれば無制限に乗り降りが可能です。
また、乗車中の観光案内もイヤホンで各国の言語に対応しており、
もちろん日本語もあります!
シャンゼリゼ通りを走っている間はひたすら「オー、シャンゼリゼ」の曲が流れます。

市内バスツアーも4つのコースがあり、そのうちの2コースを回り、ホテルに戻ります。

チェックインをし、ここでようやくシャワーを浴びることができました。
準備を整え夕食はあらかじめ予定していた「魚介盛り合わせ」を食べに。
場所はモンパルナス通り。外で早速シェフ達が魚介をさばいています。

まずは、オイルサーディンエスカルゴ
オイルサーディンはまずまずでしたが、
初めて食べたエスカルゴがこんなに美味しいとは思いませんでした!
(今までかたつむりと侮っていました…)

そして、来ました「魚介盛り合わせ」!!

実はこれで1人前なんです。
最初は2人前勧められましたが、色々と食べるのであれば1人前で十分です。
(お値段的にも)
食べ方は万国共通。
牡蠣はレモンを絞ってすする様に食べ、蟹は専用ペンチで割ります。
味はまあままでしたが、ビール・ワインがすすむすすむ。
気分よくほろ酔いになりながら、お店を後にし、ホテルに帰りました。


帰り際に雑貨屋で缶ビールを買ったのですが、
日本からの長旅の疲れと酔いも手伝って2、3口飲んだだけでばたんきゅー。


翌朝は、朝7時に起床。
この日は、鉄道でブリュッセルに移動し半日観光の後、
夕方のフライトでミラノへ入る予定でした。
ところが、予定していたブリュッセル行きの鉄道に乗れないハプニングが…!

次回に続きます!!

10/09/2014

ボストンからの日帰り旅行 ~紅葉 モホークトレイル~

今回は、これから紅葉のシーズンを迎えるニューイングランド地方にある、
“モホークトレイル”(Mohawk Trail)についてご紹介します。
マサチューセッツ州西部は紅葉の名所として知られ、
アメリカ国内、また、世界各地からたくさんの観光客が訪れます。

お車やレンタカーを使ってこの絶景を鑑賞しに行ってみませんか?

モホークトレイルは、マサチューセッツ州北西部からニューヨーク州北部へ抜ける
全長約63マイル(約101キロ)のEast-West Highway です。
 元々はネイティブアメリカンの通り道として始まり、
The History of Highway (全米最古の高速道路)として知られ、
「国家歴史登録財」(National Register of Historic Places)に1973年に登録されました。
MA州内の美しいドライブウェイの一つとしても知られ、
道中には景勝ポイントや“Roadside Attractions”がたくさんあります。



ルート2を西に走ると、途中からモホークトレイルにつながります。
モホークトレイルへ入り、車をさらに西へ走らせると、
途中でフレンチ・キング・ブリッジに着きます。
この橋は、ニューイングランド最大の川、コネチカット・リバーにかかっています。
橋のたもとには駐車場があり、さらに橋の両側には歩道があるので、
車を降りて景色をゆっくり楽しむことができます。



去年、行った時の写真です。
紅葉の時期の終わりに行ったので、紅葉が真っ盛りではないですが、
眼下に流れる雄大な川とその両側に広がる森を見渡せました。
橋がかなり高いので、高所恐怖症の人は少し注意かもしれません…。


さらに車を西へ走らせます…。

フレンチ・キング・ブリッジからモホークトレイルをさらに西へ15マイル程進むと、
シェルバーンフォールズというかわいらしい小さな町にたどり着きます。

この小さな鉄橋を渡ると、次の目的地、「ブリッジ・オブ・フラワー」が隣に見えます。


ブリッジ・オブ・フラワーの遠景です。

この橋は、名前の通り、橋の上がフラワーガーデンで覆われています。
1908年にトローリ用に建てられましたが、トローリ廃止後、
1929年から花々が橋上に植えられ、「ブリッジ・オブ・フラワー」となりました。
毎年約25,000の観光客が訪れます。
この橋は期間限定に開場されていて、ハロウィン直後から5月までは閉鎖されています。
ご注意ください!

手書きの禁煙の看板

ワンちゃんお断り

橋の上では、禁煙です。
また、残念ながらワンちゃんを連れて行くこともお断りされています。
全ては、ブリッジ・ガーデンをきれいに保つため…!
「お断り」の看板も手書きでかわいらしく書かれており、
町の人たちの温かみを感じられます。



橋からの町の眺め。橋の周りには、小さなレストランやギフトショップが並びます。
車をさらに走らせ、モホークトレイル沿いの景勝をお楽しみください。





所々に車を停められる場所があるので、車を降りて景色を楽しむことができます。



おまけ
モホークトレイル自体は、マサチューセッツ州ウィリアムズタウンで終わってしまいますが、
さらに西へ進むと、ニューヨーク州の北部に入り、NY州都、オールバニに出られます。